先週から、外に出るとどこからか、微かな甘い香りが漂ってくる。
「もしかして?…」と胸が躍る。
今朝、rocoの排便のため外に出たら、町内会長nさんが声をかけてくれた。
早速、「nさん? ここんちの 金木犀咲いていませんか?」と尋ねた。
「どれどれどれ?」 といいながらあちらこちらを見回している様子…
nさんの声が、移動して聞こえてくる。
そのうちnさんが上を見上げていいる様子で「あっ あったあったあった あぁ これが? これが金木犀っていう花っこだが? 満開だど?」
nさんの首の角度から想像するに、ちょこっと枝を切って飾るというわけにはいかなさそうだと思い、そのときは一旦あきらめた。
治療室の準備のため、窓を全開にしたとたん、その芳醇で甘い香りが…
秋風に乗って部屋中を満たしてくれた。
なんとも幸せな気分…
カーテンと障子を全開にした東側の窓からは、明るい朝日が差し込んでいる…
思わず鼻歌を歌ってステップを踏みたい気分…
「窓を開けた~♪ 日差しの中で~ あなたは笑って迎えた~♪…」
rocoちゃんも一緒になってスキップ スキップ…
尻尾がちぎれんばかりに私の足元で一緒に踊ってくれている(^^♪
この部屋で、何回と泣く繰り返し幸せ気分を体験している。
今また、待ちわびていた金木犀の香りに包まれて…
この前oさんに枝の選定をしてもらったので…