●詩
障碍者・高齢者・一人暮らし
三拍子そろってるハンディーは
世間の風当たりは無常に残酷
これでもかこれでもかと押し寄せる津波のよう
津波なら傷跡は残るけど、行過ぎれば凪
障碍者・高齢者・一人暮らし・おまけに貧乏
それでも精一杯生きている
だけど世間は無常に残酷
そうでない人にはこれほどの仕打ちはしないはず
誰が見ても明らかに「不当な差別的取り扱い」である
これ以上最悪になるのを恐れて耐えてきた
公的機関から精査してもらうしかない
障碍者・高齢者・一人暮らし・だけどできる限りのことはやってきた
病んでいる人たちの力になれたらと…
でもそれが気づいたら生活の基盤となっていた
でもそれも 思い上がり、そんな人たちに助けられて今日がある
だけど世間では、冷酷社会がまかり通っている
障碍者・高齢者・一人暮らし・でも贅沢は望まない
身の丈にあった生活でも誰よりも幸せだと感じている
充実した日々の暮らしに満足している
でもたった一つ、そんな平和な暮らしを脅かすものがいる
それは「雪」
雪は人の心を鬼にする
「不当な差別的取り扱い」とはこうゆうことをいうのではないか?…