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先週はラッキーなことが三つもあった一週間でした「川柳がまたテレビで放映」


「 秋田弁で川柳」に投稿して3回目。
初めて投稿したのが去年の12月、いきなりそれが「優秀賞」としてくしくもクリスマスの25日のテレビで放映された。
そのことが返って、私の中で満足感というか、やえればできるじゃん?的な、チョイトいつでもできるような気になってしばらく投稿する気が薄れていた。
でも、私的には折角覚えた、パソコンでの投稿方法を忘れないようにと言う気持ちの方が強かったため、再度投稿した。二回目のときは「無しのつぶて」
そりゃそうだよね? 動機が(あれ漢字これでいいのかな?)不純である。

三回目、最初のときと同じように担当の司会者?さんから電話があった。
「柿崎さんの川柳が選ばれました「とその後の言葉までの一瞬のまが… …
四区投稿したうちのどれが選ばれたのかな? とその4区が一瞬の内に頭を駆け巡る。
あれかもしれない? と自分の中ではある程度決まっている。
そのほんの一瞬の間の長いこと…
次の瞬間「のんのめで 発たせた後は 竜巻の如し」この読み方でいいですか?
私の中では「エッ? コレッ? フ~ン?」
明日11時50分からですのでテレビを見ていてください」
その番組は4月から放映時間が変わったのと、内容も若干変わっているらしい。
鮎川登る選者の選評だけが司会者さんから伝えられた。
「若者が旅発った後の様子が良く出てますね」あぁ~ なるほど そうゆう視点から見てくれたのか? と作った私の思いとは少し違った角度から考えたら、また違ったイメージが沸いてくることを感じた。

 旅立ちの季節になると思い出す、二人の子供たちをそれぞれに旅立たせた時の事を…
かれこれ30年近くも前のこと…
厳しい状況の中から旅立たせたということもあり、ただただ無事に旅立って欲しいという一念でただただ夢中だった。
門口までさえも見送ることができず逃がすようにして旅立たせたという重いから、どんな気持ちで旅立ったんだろうと思うと心が引き裂かれる思いだった。
五体満足で旅立たせることができただけでそれだけで体の力が抜ける思いだった。
第一に、安堵感が全身を襲った。続いて手放したものは自分の体の一部だったかのように、それが引き裂かれたような痛みすら感じた。
事情が事情だったため、やり切れなさが入り乱れ、三日三晩泣き暮らした。
体から力と水分が抜けてしまい、死んでしまうのではないかと思うほどだった。
たかが就職するために上京させたくらいで何で大げさな、と思われるかもしれないが、その時期の我が家の状況と私自身の精神状態からしたら、今思い出しても鳥肌が立つような思いがする。

「のんのめで 旅立たせた後は 竜巻のごとし」

たったこの17文字の中には、どれほどの思いがこめられているのか、若者が旅立つ晴れがましいそれとはかなり違っているが、でもそれも一般的な見方をすればそうゆうことなのだろうな、と改めて感じさせられた。
選者の選評からして、晴れがましい青春のスタートを切ったという、そんなイメージとは大きく違う人生を歩んできた自分の人生に思いをはせている。







30年も前のことがこの時期になると思い出す
by wappagamama | 2015-04-09 11:58
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