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剥離骨折のその後?…


ハリウットの往年の銀幕スターのような雰囲気だというその整形外科のO先生。
そうきかされても会うまではなんとも思わなかった。
そして初診の日、三つの診察室を縦横無尽に行きかい、患者さんたちとの会話・その声・そしてその物腰を待合室で聞いていた。
いよいよ私の番、他の整形外科で一ヶ月以上もかけてからのセカンドオピニオンなのだから、そりゃ 先生だってあまり気分のよいものではないことはわかっていた。案の定、待合室で聞いていた他の常連患者さんとの会話より心なしか淡白なのではという陰症が初対面だった。
そのころはまだ怪我をした足が痛かったので、エルモを置いてタクシーで行った。

「アラ? 今日はワンちゃんを連れてきていないの」と数人の看護師さんから声をかけてもらった。
しかも、「ばあちゃんが入院していたときだよね、よくワンチャンと来ていたよね」とそのときの印象が強かったらしい。
実は、それよりもっと後から、私自身が変形性頸椎症で知慮のため通院していたときのことは覚えていないらしい…
当時の院長先生が亡くなられてからは、秋田のほうから優れた先生方が曜日ごとに出勤してくれているらしい。
水曜日担当のこのO先生がこれまたうわさの人気ナンバーワン。
看護師さんたちは私のことを覚えてくれているけど、このO先生とは全くの初対面。


 そして初対面の日がそんな雰囲気だったが、二週間後の再診の日、それが前回の「捻挫ではなく剥離骨折と診断されて一ヶ月」の記事でご紹介済み。
初診のときに感じた「チョット淡白」という陰症が、カラット変わった瞬間。
帰り際に エルモの存在に気づたときのあの先生の表情がからっと変わったのを感じた。
わたし思わず「先生 犬好きですか?」先生「ウン 好きだよ 大好きだよ」
そんな何気ない一言がとてもうれしかった。

 そして昨日、それから二週間後三回目の診察日、うららかな小春日和だったので、エルモと歩いてゆこうかと思っていたが、我が家に朝一番の患者さんら委員、治療を終了してから出かけたので、時間が足りなくなりこれまたエルモを留守番において
タクシーで行った。水曜日は午後から休診なので取りあえず急いで出かけた。
診察室、先生「アレッ? 今日は連れてきていないの?楽しみにしていたのに? 
患者である私の顔や患部である私の足を見ないうち、そして私の足のレントゲン写真も見ないうち、最初に発したのがその一言。
前回は、診察しやすいように足を椅子に乗せ、その椅子の足元にエルモが布施をしていたのに気づかなかった先生。…
今回は、私の足を見るより先に、椅子の足元に視線を向けていた先生。…
「楽しみに待っていたのにぃ~?…」とまで言ってくれたのはこのO先生だけ!
そのときのO先生は満面の笑みだった。
思わず私は「今度は必ずつれてきます 今日はちょっと時間がなかったものですから…」楽しみに待っていてくれたなんて… うれしくて… 連れてこなかったことに後悔、タクシーでも一緒に来ればよかったと…

  そんな様子を見ていた看護師さんが「でも お仕事中は 触ったり 話しかけたりできにゃんしおんなぁ」と何かにブレーキをかけるかのようにありがたい看護師さんの一言が…
私先生 家は 直ぐ近くですから 遊びに来てください プライベートのときだったら…」とは言ったものの、先生は、もしかしたら 盲導犬としてケナゲニ働いているエルモの姿に興味をもってくれているのかもしれない。

「今度は連れてきますから」とは言ったものの、もしかしたら、足のほうは痛みがなくなったのでもう来なくてもよいといわれたらどうしよう?… となぜかちょっぴりおとめちっくな気分?…
「痛みは楽になっても 骨はまだ治っていないから…」ということで、また二週間後に来るようにとの事。心の中で(やったー(^^♪」
そのころには霙か雪が降っているかもしれない でもそんなことはなんのその…必ずエルモと二人で来るよ(^^♪
by wappagamama | 2014-11-13 22:27
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