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秋田盲学校で電子白杖体験

電子白杖 視覚障害者26人が体験 秋田県立盲学校で講習会


 看板や木の枝など空中に突き出した障害物をセンサーで感知し、振動で伝える視覚障害者向けの電子白杖の講習会と贈呈式が19日、秋田市上北手の県立盲学校であった。視覚障害者26人が参加し、実際に使い心地を試して歩いた。
 講習会では、頭の高さの障害物を感知したら前腕を顔の前に上げて進むことや、誤作動を防ぐため人混みではスイッチを切るなどの使い方が説明された。参加者は盲学校教諭の誘導を受けながら、三輪車や段ボールで作られた障害物などを電子白杖が感知して振動するのを試し、避けて歩いた。参加した秋田市外旭川、照井和子さん(51)は「上の方にある障害物が分かるので安心して歩ける」とうれしそうだった。
 講習会後、秋田山王ライオンズクラブが参加者に8本贈った。電子白杖は3万円~。自治体の補助も受けられる。
by wappagamama | 2011-06-22 21:45
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