人気ブログランキング | 話題のタグを見る

冬眠中の熊がいきなりニュースこまちに!

 昨日のお昼前、「たえこさ~ん」といって玄関に入ってきたのは顔見知りの女性。

 福祉活動や政治活動などの中心となって活躍され、よく顔を合わせていた方だったので、安心して出て行ったら、「NHKの取材が来てるんだけど、豪雪で困っていることなど ちょっと お話を聞かせてくれない?」
なんだかよくわからないままにのこのこ玄関に出て行ったら、「たえこさ~ん 民生委員のTで~す」ともうひとりの元気のいい声がした。

 
 夕方テレビの放映を見て、もう その時点からカメラは回っていたらしかった。
なんだか訳がわからないままに質問に答えてはいたが、ほとんどしどろもどろ。
しゃべっていることはしどろもどろでも、ほんの数秒しか出ていなかったのであの一言だけあればよかったんだ…。というものだったけど、それにしても、あのときのわたしのかっこうったら ?…。

 カレーライスを口いっぱいに放ばってあわててぬぐっただけ。
エルモと遊んで もこもこフリースには、抜け毛がいっぱい。
「やばい」と思ったときにはもうすでに手遅れ。
「豪雪で困っていることは?」という取材目的を象徴するかのように、まるで「冬眠していた熊が突然起こされた」という画面だったのではなかったかと思う。

 夕方「ニュースこまち」だったかな?
友人から電話「妙子さん 今テレビ差ででらっけしゃ?」
「あっ 残念 見てなかった」
「元気そうな顔を見て安心した」とほとんど外出しなかったわたしのことをしんぱいしてくれていたらしく、そんなところで意外な効果を発揮したようだった。

 うれしかったのは、秋田市でお世話になった方からのメールだった。
「雪に負けるな がんばれ!!」
感嘆符がにこもついていて、思わず目頭が熱くなる思いがした。
「こんなことぐらいで なんで?」と思われるかもしれないが、その方のお人柄とあのやさしさが急になつかしくなり胸が締め付けられる思いがした…。
あの方のように何気なくそっとサポートをしてくれていた人、そんな方がまだいっぱいいる。
あんなにお世話になっておりながら もう お会いすることもないのかもしれないとチョッピリ感傷的になってしまったわたしでした。
by wappagamama | 2011-02-03 11:19
<< 久々に感じた[立春]の意味 N先生のHPから「修(おさむ)... >>