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ボランティア精神とはその2


 ボランティア ボランティアと頻繁に口にする人ほど、その本質とはずれているのではないかと感じるのはわたしだけだろうか…。

行政主導とは違う、自分たち主導の新しい会を目指して発足したひまわりの会。
障害者と一般の会員が、一緒になって発足したひまわりの会。
NPO団体の会員さんが半数を占めているこのひまわりの会。
障害者主導で活動を開始したこのひまわりの会。

  4年前、志高く他の団体とは違う自分たちの会にしていこうとみんな嬉々としていた。
ところが、いつの間にか、特定の人に圧倒されて、自分たちはそれについていっているような感じになってきていた。
一生懸命になってくれているのは有難いが、何かが違う・どこかが違うと違和感が沸いてきていた。
折に触れて話はしていても、どうも こちらの気持ちが伝わっていないように感じる。
そのうちみんなも、誰かがやってくれる人がいれば有難い、楽だからという気持ちに傾いていっていた。

  それだったら、他の他力本願的な団体と、何も変わらないではないかという思いがわたしの中に沸いてきていた。
家業を休んでまで参加する魅力が失われていくのを感じていた。

 こんな中途半端な気持ちで、会に携わっていても何ももたらすことはないと思い、思い切って会長引退宣言をした。
それはたまたま「ボランティア精神さん」のことばがきっかけとなったため、偶然にも審査会直前のことだった。

 総会時にも打診していたことだったが、突然のわたしのそのことばに反応したIさんとOさん。
緊急会議を招集され、三人での話し合いとなった。

 審査会を目前に控え、ゴタゴタがあってはプレゼンテーションに影響すると思い、約束どおり審査会には責任を果たすという条件でわたしの腹は決まっていた。

 昼食を共にした後三人は腹を割って語った。
というより 一方的にわたしの本音をしゃべったという形になったかな?
IさんもOさんもわたしがそれほどまでの気持ちになっていたことは気づかなかったといいながら、少しずつ本質からずれてきていることに同調してくれた。
ふたりが同調してくれても、問題は解決したわけではない。

 でもこの話し合いがきっかけで、お互いが腹を割って本音で語り合えたことは、大きな収穫だったのではないかと思う。
その後、審査会のプレゼンテーションには、心置きなく実力を発揮し、Iさんのスピーチはすばらしいスピーチでした。
結果が発表された今、市と社共への公園願いやら、会場予約・テキストつくりなどなど、Nさんは早速動き回ってくれています。
広報にお知らせをしますので、みなさん参加してくださいね。

 そして、もうひとつのイベント、今年初めての企画の「なべっこ遠足」が愛宕公園で開催します。
それにも 遊びに来て管さ~意。
by wappagamama | 2010-09-20 12:53
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