そんな訳で、収入に結びつかない重症の患者さんたちの多いこの頃は、求められていたり・頼られていたり・すがり疲れていたりとズッシリ とわたしの心身にのしかかってきている。
同業者の中には、 仕事なんだから割り切れという人、そこまで思い入れをすれば自分の身が持たないよという人、営業は営業なんだからそこまでやるかという人。
自分は自分の価値観で勝手にやっていることなので、自分のやっていることをほかの人にわかってもらおうとも思ってはいないが、ただ たまたま ご縁があって「柿崎妙子治療院」を訪れてくれた患者さんだけでも何とか良い方向に導いてあげられたらいいと思ってやっているだけである。
経絡治療の神秘は施術を受けた患者さんで泣ければわからないことであって、どんなに口をすっぱくして言っても理解してもらうのはほとんど難しいと思う。
これは 河原先生も同じことを言っておられた。
だが、年々身体能力が衰えていっているわたしとしては、自分が元気で仕事ができるうちにこれから何人の患者さんを救ってあげることができるのだろうかということだけが脳裏を掠める。
現代のストレス社会では、現代医学だけでは解明できない複雑な病状の患者が蔓延している。
だからこそ、東洋医学の経絡治療のよさを、国を挙げて広めなければいけないと思う
。
自分ができるうちに、自分の範囲以内でやっていればいいと思っていたはずなのに、先が短くなった今、こんな生意気なことを書いている自分を戒めたくなるもう一人の自分がいる。
emoticon-0155-flower『北海道盲導犬物語 人を支える犬たちと 犬を支える人々と』(長崎出版)
emoticon-0155-flower本体価格1600円→税込み1680円 著者・菅井亜沙子
emoticon-0155-flower刊行予定 2月10日
emoticon-0155-flowerひとりでも多くの方に読んでいただける事を願っています。
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