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2年前の一通のメール そのときの私と今の私…


メールボックスの整理中に見つけた2年前のメール。

 当時は「すごい青年がいるもんだな」と人ごととして受け止めていたはず。

だが 今 この青年はわたしにとって息子のようにかわいい。

 わたしをよく知っている友人たちがいうには、「同じような血が流れているのではないか?」といわれる。
会話を聞いていると話が不思議なほど会っているといわれた。

わたし自身も彼と話していると、自分もそこにいて同じ体験をしているような気分になる。

わたしももう少し若かったら…
今 Oちゃんがやっているようなことを やりたかったのかもしれないという衝動にかられる。

わたしの今までの人生は、非化膿だ・できっこない・無理 と自分を抑えてきていたように思うこともある。

だから、今 Oちゃんとであって、自分ができなかったことを代わりにやってくれているような?…
そんな不思議な気持ちになる。
だから、わたしなりに Oちゃんを応援したい。

ここから2年前のメールを貼り付け。

 学生時代メタノールを誤って飲んでしまい、気
失明した若者が全国を旅して、
その記録を写真に収め展示会を開催しています!

 大平さんは来年4月、筑波大学大学院の社会心理学を学ぶ研究室に通う。
どうすれば障害のある人が偏見を持たれずに暮らせる社会になるか、勉強するた
めだ。
との希望を持っています!

 朝日新聞の記事から(1部抜粋)

全盲の28歳、写真展示会 1人旅記録 2007年12月12日

大平啓朗さん。「狙ったはずのものが写ってないことは今でもしょっちゅうです」
と笑う=函館市で

■梅の香り・波の音・草食べる馬・・・全身で感じ カメラ向け■日常作品交え
 函館で展示会

 函館市内に住む大平(おおひら)啓朗(ひろあき)さん(28)の
撮った写真が、同市内2カ所の飲食店で展示されている。
大平さんは全盲。
光や音を頼りに、趣味で撮影している。
湖や子ども、草をむさぼり食う馬など、全身で感じ、
切り取った16作品が並ぶ。

 少し酸っぱい香りが漂う方にカメラを近づけていった梅。毎日の歩行を助けて
くれる白い杖(つえ)に愛用の帽子をかぶせ、波の音を背景にした海。
日々の暮
らしの中で出くわしたものもあれば、京都や沖縄で撮ったものもある。
写真は大平さんが白杖を片手に1人で出かけた
旅の記録でもある。

 大平さんが視力を失ったのは4年前。
山形大学理学部を経て大学院生だった時だ。
酒にしようと研究室からエタノールだと思って取り出したメタノールを
誤って飲んでしまい、気を失った。
目が覚めた時には何も見えなくなっていた。

URL: http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000712120001
by wappagamama | 2009-11-28 17:43
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