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なんてこった またやっちゃったよ! ショックゥ


  気象予報どおり! 降り続いていた雪は、午後からさらにその量を増していた。

 午前中は意外と少なかったので、自分の歩く幅くらいは二回ほどかいていた。
夕方お弁当を配達してくれたやっこちゃんが雪積もってるからかいてくれるという。
でも 今日はもう誰も来ないし、もちろん私も出かける予定もない。
なので、お弁当配達してくるたびに雪かきをしなければいけないようになったらこれまた大変なことである。
私も意外と妙なところが素直でない。
明日は日曜日なので、先週の日曜日に来てくれた、Eさんが来てくれるかも知れない、という思いもあったので遠慮してしまった。

「 ドレドレ どれだけ積もっているの?」 と思い外に見に行った。
「ウワァ~ こりゃ大変 これだば見で見にゃふりでぎにゃがったがも知れにゃ…」と思うほど積もっていた。


「道路までの間だけでも少しかいておこう」と軽い気持ちで作業を始めた。

 玄関にラジオのボリュームを上げてポケットには携帯電話を入れて、防寒儀もきちんと着て準備万端整えての作業だった。
我が家の駐車場の入り口でやめておけばよかったのに、一歩二歩三歩と道路側の雪もどかした。
スコップで腰をかがめて下向きになっているこの姿勢は方向がわからなくなりやすい危ない 危ない と思いながらの作業である。
しかも駐車場と違って道路は、壁もなければ目的もない。
それでももうひとかき もうひとかきと欲が出てすぐにはやめられない。
そのときはまだ自分ではちゃんと方向がわかっていると思っている。
「もうそろそろおわり」と作業の手を止めて玄関に戻ろうとする。
そう 元来た方向に戻ればよいのだからと何の疑問も持たずにスコップを杖代わりにして戻ろうとする。
直前にかいた雪の無い方へ戻ればよいのだから…
今さっきかいた雪の無いところをスコップと足で探しながら先へ進もうとしても、何だかちょっと違う。「アレッ? 違うなぁ 方向がずれたかな?」と思いその辺を探求する。
気づけばさっきまで聞こえていたラジオの音が聞こえない。
となると一挙に不安になる。
玄関の方向に戻っていたと思っていたのに、側溝に落ちないようにスコップで探りながら少しずつ移動した。
建物に触れた、それに沿って移動するとドアのノブのようなものに触れた。「あぁ ここは隣のアパートだ」と思ったら、安心してさらに道路へ出てゆこうとしたが、私の想像している様子とはまったく違っている。
こりゃ困ったなぁ?  幸いに 丁度アパートの住民の帰宅時間になっている。
いつも声をかけてもらっている、誰かが戻ってくるだろう?…
それにしても、雪は容赦なく降り続いている。汗ばんでいた体が、気づけば降り積もった雪で肩が冷や冷やし始めてきた。
「またやっちゃったよぉ!自分地の家ノ前でまた遭難しちゃったぁ
再びアパートの玄関ノブを探して、助けを予防と思って試みたが反応が無い。
不安な気持ちでウロウロしていたとき、すぐ近くで人の気配がした。
思わず「すみませぇん わたし迷子になってます すみません 私のうちまで連れててください」と必死に説明していた。
エルモが心配だったのか、「クーンクーンクーン」と珍しく声を出してないていた。
やはり、いつも声をかけてくれるアパートの人だった。
ただただ有難い ありがたいの一言だった。


 先日 方向感覚が衰えたとブログに書いたばかりだった。
まだできると思っていたけど、こんなことでは危なくてやってられない。
本当に玄関先だけだったらよいけど、なんて情けない… でもこれも仕方の無いことかもしれない。
今年は毎日、除雪に来てくれる人が見つからない。
探してもらってはいるが、いまだによい変時が無いということは……
この冬をどうして乗り切ろう… 後二ヵ月半…
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by wappagamama | 2014-12-13 19:54

突然の不法


 飛び込んできた悲しい不法
夏の研修会のときあんなに元気だったじゃない…
「柿崎さんあんたに会いたかったわぁ」ってハグしたじゃない…
あの元気な声に似合わず小柄で柔らかな体のぬくもりがこの胸に蘇ります

 「エッ? うそでしょ!?」
夏の研修会のときあんなに元気だったじゃない…
屈託のないあの朗らかな笑い声でみんなを包んでいたじゃない…
あなたのいるところいつも笑い声が耐えなかった…
「あの時のフリースペース楽しかったねぇ また一緒に座ろうね」って言ってくれたじゃない

藻岩山登山で偶然にもまた三人一緒になったね
あなたは「懇親会よりここが楽しいね」
3人でベンチでおしゃべりをしていたあの時間…
「こんな楽しいことはないね「と3人でおなかを震わせて笑ったね
あの時あなたが一番若いということを知りました

 数年に一回しか参加していない私だったけど…
あの時「来年も絶対会おうね」って3人で硬く約束したよね
一抹の不安を抱いて参加した研修会だったけど
あなたのその優しさに勇気をもらいました

 私の不安を取り除いてくれたあなた
研修会に行ってもあなたのあの笑い声はもう聞くことはできないのね…
でもきっと みんなの胸の中にしっかりと生き続けることでしょう…
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by wappagamama | 2014-12-07 21:55

前回の続きその7「Oちゃんの指パッチン」


 Oちゃんがわたしを呼ぶとき、
Oちゃんが自分の居場所を教えるとき、
Oちゃんがわたしに何か見せたいとき、
そしてわたしに手を貸してもらいたいとき

そんな時いつもOちゃんは指ぱっちんをする
指ぱっちんの音のするほうに手を伸ばせばそこにはいつもOちゃんの手がある

大きくて暖かいその手は全国制覇を目指している若者のたくましい手

沖縄の写真のハンカチを見せようとしたときも、Oちゃんはわたしの手を取って説明してくれた
それもいつもの彼の自然なことばの延長線上

口琴の奏で方を教えてくれるときも、Oちゃんのその手は自然にことばと同調していた。

お別れのときOちゃんは最後の指パッチンヲシタ。
反射的に手を伸ばすとOちゃんは強くわたしの手を引き寄せた。
そしてその両手はわたしの肩に巻きついた。
「ギュッ」と抱きしめながら「おかあさんありがとう、行ってきます」と…
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by wappagamama | 2010-06-06 07:48

感動の1ページ…


 またまた長崎先生のHP記事に…
「眠り続けている人」は私にとっても大切な人なのです。


From the North Country

■ 託されたテナーサックス New! 2010年05月15日(土)

 12日付の朝日で気になる記事を見つけた。

3年前に財政破綻し再建途上にある夕張で、市内3中学校を統合した夕張中学校が今年開校した。
東京23区より広い市域にただ1校の中学としてスタートしたのである。
カフェからは車で1時間ほどの距離だ。

そこの生徒達が『吹奏楽をやりたい!』と10数人集まったのに『楽器が全然足りない』と訴えていた。
当然夕張市に頼ることはできない、という。

中学に入ったらテニスラケットを握るはずだった私はひょんなことから入学式の日にアルトサックスを抱えさせられた。
以後10年間ひたすら吹奏楽にのめり込んだ過去が私にはある。

話が展開し過ぎて恐縮だが、4年前に死んだ眞知子(我が家の愛犬アモのパピーウォーカーでもあった友人)から私はテナーサックスを託されていた。
眞知子の旦那Y(女系家族の中で愛されたほんと優しい男。私の酒飲み仲間)はその前年に倒れ、今なお意識がないまま眠り続けているのだが、託されたテナーサックスは彼の愛器であった。

「長崎さんに吹いてもらったら絶対喜ぶよ」
眞知子からそう言われて託された楽器である。
だが、私の寝室に置いたものの、奏でるのは年に1~2回しかなかった。

新聞を読んだ夜、私は久しぶりにテナーサックスに息を通した。
音程は完璧だったが低音のCがうまく出ない。
タンポ(重要な一部品)のチェックをしたが問題は無さそうで、そのまま吹き続けると問題は解決され、終いにはその音色がとても気に入ってしまった。

『吹き続けてこそ、この音が出る』
『このテナーサックスに再び命が宿るチャンスが来たのだ』と私は感じた。

中学生だから初めてサックスに出会うはずだ。
ろくな音も出せないに違いない。
雑な扱いをしてリード(音を出すための吹き口の竹の一種)を割ってしまうことだろう。

『40年以上前に私がやったあの頃と同じことを、この楽器と格闘する生徒が現れるかもしれない』
そう考えたら、私はニカーッとした顔になり、眞知子から託されたこのテナーは夕張中学校へ届けるべきだと心に決めた。

「すっごい!ピッカピカに光ってますね。ありがとうございます。で、これは貸して?それともいただけるんですか?」と興奮気味の先生。

差し上げますよ。存分に使ってくださいね。

夢みたいなことをひとつ言わせていただければ、意識のないまま今も眠り続けているYが、このテナーサックスの音色を聞いていつの日か目覚めてくれる奇跡が起きること、かな。
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by wappagamama | 2010-05-15 13:23