まだ原稿の段階ですけど、「コスモス」のチラシを作ってみました。
往復ハガキの形態で作りたいと思っていますが、レイアウトなどの作業はどうしても視力が必要です、 用紙はカラー? コスモスの花も添えたいし? エルモの写真も載せたいし? 両面刷りにするとしたら紙の厚さも考えなければいけないし? コの原稿の文字数では多すぎるのかな?などと色々考えています。 ブログノ原稿を書いているときとこんなことを考えているとき、私服のひと時?かな~? ~~~~~~ここからチラシの原稿~~~~~~ わっぱがままと盲導犬 エルモの日記 マイブログ「コスモス」のご案内 盲導犬との感動の出会い! そして 思いもよらない 突然の悲しい別れ! 深い悲しみから脱出することができた、奇跡的ナめぐりあい! そんな盲導犬との出逢いと別れが織り成す、周りの人たちとの人間模様を赤裸々につむいで見ました。 きっとみなさんが想像している世界とは、違う世界が体験できるのではないかと思います。 マイブログ「コスモス」に記載してある記事の中から、ほんの一部をご紹介します。 ☆サウンドテーブルテニス(STT)を通して感じた汗と悔しさと感動の涙! ☆永遠の垣根を取り除き社会との潤滑油に成ってくれた素晴らしい盲導犬の力! ☆交流を続けている学校の子供たちから受けた涙の手紙。 ☆若いころから抱いていた夢の、鳥海山登山! ☆遠く離れて暮らす家族との、絆を強めてくれた札幌の慰霊敷き! ☆多勢の人の心を捉えるけなげさ、かけがいのない友人オ一杯集めてくれる不思議な魅力! ☆何よりも わたしの心を幸せモードにしてくれた最高のパートナー!! 数々の実体験を通して受けた素晴らしい感動!喜びと悲しさと苦やしさの涙!・誰もの心も癒し、人の心をも優しいこころにしてくれる盲導犬。 そんな盲導犬との私生活を、感じたままに ありのままにブログにしました。 そして なんとこのブログにはその記事に応じた写真が掲載してあります。 目の見えない私が、どうやって写真オ写し、掲載まで出来るのか?などと不思議に思った方は、是非一度アクセスしてみてください。 五体満足で何不自由なく生きていたとしたら、こんな「しあわせ」にはめぐりあえなかったことは確実です!。 ここには個人情報を載せてありますので割愛しました。 #
by wappagamama
| 2007-11-18 13:33
今月はついたちに更新してから、今日で16日ぶりの更新です。 5月にマイブログを開設して以来、こんなに長い間お休みしたのは初めてです。 新しい記事が更新されなくとも、毎日訪問してくださっている方がいることに、今まで経験したことのない不思議な気持を感じています。 今月に入ってから、わたしの生活リズムが少し、 いや かなり大きく変わりました。 実は ブログヲ更新できなかった理由はそこにあります。 8年前開業し盲導犬と暮らし始めたときから、家族はワタシトユーパスの二人暮しでした。ユーパスからエルモにパートナーは変わっても、それなりの生活リズムがありました。 自由と不自由は常に裏表。 便利と不便も常に裏表。 安心と不安も常に紙一重。 ゆとりと厳しさも常に紙一重。 将来の不安がチラリと脳裏を掠めながらも、それでもなんとか 仕事に・遊びに・活動にとパートナーとの生活を目一杯エンジョイしていました。 でも今月に入ってから我が家には同居人がひとり増えました。 となると これまでのように食べたいときに食べ・面倒くさければその辺にあるもので簡単にごまかすというわけには行きません。 なんにもできなくともせめて 食事の用意だけはしておいてあげたいし…。 仕事の合間に主婦をやって、彼の好物をつくっておいたり、今のところ体調も良いのでわたしも結構機嫌よくやっています。 エルモもお散歩に連れて行ってもらえるし、買い物も頼んだものは快く買って来てくれるので、今のところ二人と一頭は和気藹々とやっています。 とはいっても ここんとこ チョット多忙だったわたしは、夕方になって転寝をしてしまった。すると 彼がゴソゴソと台所でなにやら始めた。わたしは手も口も出さないで寝た振り漕ぎをしていた。 だんだんいいにおいがしてくる。ぼだっこの焼く匂い。 それと野菜炒めのような匂い。「でぎだどー あっちうじにけよー」とテーブルの上。 匂いに誘われたわたしは、空腹だったことに気付いた。 今日彼の友人が持ってきてくれた、大根おろしにシラスを載せたのが、わたしのせめてもの手作りである。ヘヘヘヘ 野菜炒めのようなにおいがしたのは、鶏のハツ(心臓)と長ネギを傷めて生しょうがと味道楽で味付けをしたものだった。これが中々どうして 美味しいではないか! 「ヘーェ? これおいしいねー むこうでもこうゆうの作っていたの?」って聞いたら 彼は「この前テレビで見てうにゃそうだったからまねしてこしゃえでみだなだ」とのこと。 そして ハツの表面の油を取り除き、二つに切って中の血の塊を洗い流して下処理をしてから、しょうがでいためたと説明してくれた。 中々彼もやるじゃない?!とことばに出せないで締まったが「 うにゃーなーっ」とぺろりとたいらげてしまったわたしだったが、ついつい釣られて食べ過ぎに成っている今日この頃でした。 メタボ メタボに要注意! この新しい二人と一頭の生活に慣れるまで、今しばらく時間がかかるかと思います。 更新が途絶えがちになったらお許しくださいね。 #
by wappagamama
| 2007-11-17 04:09
約 十年前わたしが国立函館視力障害センターに在学中の先輩だった方からのメールを、皆さんにご紹介します。 勿論、ご本人からのご了解をいただいた上でのことです。 先輩といっても私の息子くらいの年齢です。 現在函館視力障害センターの非常勤講師をされて、その傍ら様々な福祉活動に活躍をされていると伺っております。 わたしの 当時からの友人でT・Yさんの取り持つご縁で、この度十年ぶりでS・Sさんとのメールでのお付き合いがはじまりました。 S・Sさんは映画の副音声の作成にご尽力くださっております。 先日 湯沢文化会館でも上映された「ふで子その愛」の副音声に取り組んでいるとこ ろだそうです。 そんな様子が伝わってくる楽しいメールです。 ~~~~~~~ここから貼り付け~~~~~~ 今年も寒い季節を迎えましたが、お変わりなくご活躍の様子、嬉しくブログを拝見 させていただきました。 ご案内をいただいてからお返事を出そうと思いつつ、日常に追われる毎日…、つい つい遅くなってしまいました。 柿さんらしさが一杯につまったブログ、たくさんの人たちの登場もさることなが ら、状況が目に浮かぶような描写の上手さ、その感性に敬服です。 これからも末永くネットワークを広げて一層発展されますことをお祈り申し上げま す。 さてさて、この度われわれを繋ぎ合わせてくれたTYさんですが、11月25日に 函館で行いますユニバーサル上映映画祭の音声ガイド(副音声)のナレーションを担 当することになりました。 これも柿さんのおかげです。ありがとうございます。 本人は、晴れの舞台を前にして、プレッシャーを感じているところだと思います。 ぜひ柿さんからもエールを送っていただけると幸いです。 この映画祭は、「みんなで楽しむ映画祭」と題して、昨年よりユニバーサルな環境 を前提に、広く文化発信する表現のひとつとしてスタートしたものです。 映画には音声ガイド(オープン)、日本語字幕、ミュージックサイン、手話通訳・ 文字通訳、託児室、選べる車椅子席、点字・拡大文字パンフなどなどを当たり前とし てつけて開催しています。 気兼ねなく誰もが参加できることだけではなく、共有感や一体感、相互の理解も自 然に体験できちゃうという、なんとも欲張りな…、いわばS・S(注、ここはご本人のお名前です)の夢の世界をたっくさん の方たちを巻き込んじゃって実践させてもらっている……、まぁ言うなればライフワークとでもいうものですかねぇ~! もしも、いつか宜しければそちらの皆さんとご一緒に函館観光がてらお越しいただ ければ嬉しいです。 そうですねぇ、今後こちらの視協と相互の交流なんかもできると楽しそうですね。 ぜひ実現しませんか? すいません! すぐ話が勝手に発展しちゃうんです…。 それでは、お元気で一層のご活躍をご記念申し上げます。 十年ご無沙汰していた函館がとても身近に感じます。 みんなをさそって遊びに行きたくなりました。 賛同する人この指とまれ~! #
by wappagamama
| 2007-11-01 22:53
目の不自由な人と一緒に楽しくお食事が出来る方法。 そして お金の識別の方法とふたつのお勉強をしました。 最後にもうひとつ必ずやることがあります。 そう それはサウンドテーブルテニスです。 勿論そこにはSTT用のテーブル(卓球台)はありません。 なので直接体育館の床にボールを転がしてやります。 ひとりずつわたしのほうへ向けて転がしてもらうのですが、転がす前に「いきます」といってわたしが「ハイ」といったら転がしてください。 わたしと子供たちとの間隔は3mほど。 ルールに従ってわたしはあえてアイマスクをつけています。 最初の子が「いきます」「ハイ」の合図と共にボールを転がしました。 わたしはその転がってくるボールの音を耳を澄ませて聞いています。 直前まできたボールを、持っていたラケットで「カコーン」と打ち返しました。 体育館の子供たちからいっせいに完成と拍手が沸き起こりました。 でもそのざわめきはスグに静まります。 「サウンドテーブルテニスのサウンドってどうゆう意味ですか?」とのわたしの問いに対して「音ぉーっ」と 返事が返ってきます。 そうです このスポーツは音だけが頼りのスポーツです。なので周りがガヤガヤしているとボールの音が聞こえません。 わたしがボールの音を正確に聞き分けられるように協力していただけますか?。 「いきます」といってプレーがはじまったら子供たちはシーンと見守っています。 次々と子供たちの手からボールが飛び出します。 時には暴走するボール。 そのボールを追手わたしの体が滑り込みセーフのポーズになることもあります。 そんな時また子供たちからの拍手が沸きます。 こうやって子供たちと遊びながらスキンシップをし、目の不自由な人へ対しての先入観や偏見を取り除けたらと思っています。 ところが これこそわたしの子供たちに対しての偏見で、子供たちのイメージの中には偏見や先入観などというものはそんなにないのです。 むしろ大人のほうがその傾向が強く、亜全とさせられることもよくあります。 最近経験したことをひとつお話させてください。 それもある学校のお手伝いに言ったときのことでした。 応接間に通され、「少しお待ちください」といわれたところまではよかったのですが、ひとりの女性がやってきて、いきなり盲導犬に話しかけ始めたのです。 よっぽど犬好きな人のようで、めずらしさとかわいさに夢中に成っている様子。 その間わたしにかけたことばといえば、「犬っ子の名前はなんてゆうの」とひとこといっただけ。 エルモっていいますと答えたが、でも今はお仕事中ですので話しかけたり名前を読んだりは遠慮してくださいと伝え、今布施をしてキチント待っていたところへあなたに声をかけられたのでこの子は立ち上がって尻尾を振っていたでしょ?これは盲導犬としてお行儀の悪いことなのです。ご協力してくださいね。といったら何を思ったのか何も言わないでその場から去っていきました。 その日は他のクラスにも秋田から講師を呼んでいるので忙しいのですとのこと。しばらくしたらわたしの掛けているソファーの後ろのほうから、弾性の声がして「今日はご難儀かけます、宜しくお願いします」と会釈をしてスグ戻った人がいた。 そのうち もうひとりの講師が見えたらしく、隣の部屋から挨拶を交わす声が聞こえる。 接待をしているのはさっきわたしに声をかけた男性の声。聞くとも思わずに聞こえてくるその接待振りはとても丁寧な物腰。 さらにさっきの助成がお茶を運んで進めている。それがどうゆうわけかコーヒーカップとスプーンの音がする。 わたしの耳はダンダンダンボになっていく!!!。 ひとりで待たされているわたしのテーブルのまえにはポツンと番茶が置かれてある。 ナ ナ なんだこの待遇の違いは!!!。 そうだ 思い出した! ここの学校には数回来ているが、その都度対応の悪さに不愉快な思いをしていた。 担当の先生だけが一生懸命頑張っていても、周りの職員との連携が出来ていないので外部からわたしが言ってもだれひとり対応してくれるものがいなかった。 それがこの学校へきた時の一回目の感想だった。 2回目3回目とその都度非常に不愉快な思いをしている。 にもかかわらず何故にそこへ行くか? と自問自答してしまう。 前回前々回の記事にもアった様に、こうゆう偏見を持った大人になる前に、子供のうちから正しい目で見られるように、伝えることが大切なのではないかと思っている。 何処の学校へ行っても校長先生・教頭先生・そして手の空いている先生方がわたしの授業を参観してくださっている。 何処の学校へ行っても、応接室・校長室には多数の先生方、時には子供たちまでが、入れ替わり立ち代りおはなしをしにきてくれる。 帰る頃には多勢の子供達も玄関屋窓から見送ってくれている。 純粋な子供たちに正しい知識を伝えることのお手伝いをしているわたしですが、時としてこころない大人の差別に怒を感じずに入られません。 #
by wappagamama
| 2007-11-01 12:31
昨日は みんなと楽しくお食事をしました。 今度は支払いをしなければいけません。 それでは今日は、お金を間違わないで支払ったり受け取ったりするのにはどうしたらよいか、とゆうお勉強に入ります。 お札には目の不自由な人のために色んな工夫がされてあります。 現在のお札では、角度によって一箇所がピカピカ光るように成っているもの。 それと 一箇所がゴソゴソして肌触りの違うものなどとそれなりの工夫がされてはありますが、そのいずれも全く視力のない人や指の感覚があまりよくないひとにとっては有効的ではありません。 以前はお札の隅に点字のようなぼっちが付いていましたが、それはお札が古くなるとほとんど識別できませんでした。 それらの方法ではわたしも大変時間がかかるし、間違いやすいのでそれはほとんど利用していません。 一万円札・五千円札・千円札それぞれ2枚ずつ用意し、わたしがそれぞれ一枚ずつ、そして子供たちに一枚ずつ手渡しておきます。 五百円玉・百円玉・五十円玉・十円玉・五円玉・一円玉とひとりの子にそれぞれ同じコインを5枚ずつ手渡しておきます。 そしてそこから 自分の好きなだけわたしの手に返してもらいます。 わたしの手の中に入っているお金が、指で仕分けされ金額が発表されます。 子供たちからの歓声が飛びます。 種明かしが始まりました。 先ずお札から。 3枚のそれぞれのお札を縦にどちらかにそろえます。 すると横の幅は3枚とも同じなのに比べ、縦の長さは3枚とも全て違います。 長さの違いを子供たちに見せながら、一番長いのが一万円。 真ん中のが五千円。 一番短いのが千円とそれぞれ2・3ミリくらいの違いがあることに子供たちの目が釘付けに成っています。 次はコイン 五百円玉…一番大きくて重くて淵にギザギザがある。 百円玉…五百円玉よりは大分小さくて軽いけどギザギザがある。 五十円玉…百円玉よりは少し小さくて真ん中に穴があいていて、これにもギザギザがアル。 十円玉…百円玉よりはほんのちょっとだけ大きくて、淵にはギザギザがない。 五円玉…これも五十円玉よりはほんのちょっとだけ大きくて、真ん中に穴があり淵にはギザギザがない。 一円玉…今までのどのコインよりも小さくてどのコインよりも軽い。 弱視の人には色の違いも判断材料にすることが出来る。が全く見えない人はこうやって触角で確かめている。 それともうひとつ、聴覚で確かめる方法もある。といったらみなさんはどんなことを想像しますか? ウッカリ床に小銭をばら撒いてしまったとき。 特にバスの中などでよくやりました。 これは大変です! すいているバスだったらどうにかなるけど、込んでいるときはしらんかをするか、人に拾ってもらうしかありません。 手探りで探す姿を周りの目に晒してまで、小銭を拾うか?それとも 素直に周りの人に頼むか決断の分かれ目です。 もっともこれはまだ自分が視覚障害者として自分を認めていなかったときのことですけどね…。 でもそんな状況の中であっても、人間の本性とは恐ろしいもの…。 転がった小銭が複数枚だったら、五百円玉が転がっていった方向を必死で耳で追っています!。 五百円玉なのか 十円玉なのか 一円玉なのか 落ちて転がる音で大体の判断が付きます。 欲の皮が突っ張っているわたしには五百円玉の行方をキャッチする才能があるので す!。 すごいでしょう! #
by wappagamama
| 2007-10-31 21:08
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