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また冬に逆戻り!水道凍結にご注意!


「三寒四温」とか「雨水(うすい)」などと春の近いのを体感していた矢先、なんとまた冬に逆戻り!
しかもこの真冬日は一週間ほど続くらしい…

 やっと駐車場の除雪から開放されたと油断していた矢先、今日はまた冷たい風と
に小雪が舞い、再び銀世界と化した。 
折角きれいになった屋根から、新たに積もったふわふわの雪が軽やかに滑り落ちる音がする。
天気予報では、 今夜は-7・8度と厳しい寒さになりそうだ。
水道の凍結条件がバッチリである。
就寝前には忘れずに防止対策をしなければいけない。
今年は久々に水道凍結から免れたので、ほっと胸をなでおろしていた矢先、今夜は対策を忘れたら完全にアウトになるはず。皆様もどうぞご注意くださいね(^^♪
 

  一月後半から一ヶ月ほど仕事が暇だったので、そろそろ横手のstt練習に出かけてゆこうかなと思っていた矢先、今週に入ってからボチボチ予約が入り、なまっていた体に鞭打ってがんばっています(*^^)v

 ところで、エルモの健康診断書を協会に提出しなければいけないのであるが、主治医のo先生がただいま休業中。
「体調を崩して休んでるので、そのうちまた電話ください」というだけで、埒があかない。
獣医さんを変えた方が良いのか今迷ってます。湯沢市内には、数軒の獣医さんがいるけど、安心して診てもらえるところがありません。私の周囲の愛犬家たちは、横手・大仙まで足を伸ばしているようです。
さぁて? どうしようかな? 近々二解決しなければいけない問題です。

水道凍結対策を忘れずに!
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by wappagamama | 2016-02-25 20:13

福祉ニュースから


1.毎日新聞創刊144年記念:視覚障害者に光、94年

以下、本文です

1.毎日新聞創刊144年記念:視覚障害者に光、94年
2016年02月21日 毎日新聞 東京朝刊
 ◇自立支える点字毎日
 21日、毎日新聞は創刊144年を迎えた。約1世紀半の間の毎日新聞の活
動は、内外のニュースを読者に届けることだけではなかった。社会的弱者に目
を向け、「ユニバーサル社会」を実現するための活動も続けてきた。世界でも
例がないといわれる点字新聞として知られる「点字毎日」、社会福祉活動を続
ける「毎日新聞社会事業団」を紹介する。
 点字毎日は、大阪毎日新聞の新社屋完成記念事業として1922(大正1
1)年に創刊。定期的な点字新聞の発行は国内唯一で、世界的にも例を見な
い。
 誕生のきっかけは、英国に社命留学していた大阪毎日新聞記者、河野三通士
(みつし)が日本初の盲人留学生、中村京太郎(後の初代編集長)と出会い、
中村の留学を援助していた弱視の貿易商、好本(よしもと)督(ただす)とも
知り合ったことだ。利益のほとんどを盲人福祉にささげる好本は河野に「新聞
記者は意識せずとも罪作りが多い。罪滅ぼしをしてはどうか」と説いた。
 帰国後、河野は点字新聞の創刊を提案。収益面を懸念する声が多い中、当時
の社長、本山彦一の「これはいい案だ。ぜひやろう。損得など問題ではない」
の一言で実現したのだ。
 創刊号で中村は理念をうたう。「失明者に対して自ら読み得る新聞を提供
し、本社発行の各種の新聞とあいまちて、新聞の文化的使命を徹底せしめんと
するにほかありません。かくして、一方には盲人に対し、一個の独立せる市民
として社会に活動するに必要な知識と勇気と慰安とを与え、他方には、これま
で盲人に対して眠れる社会の良心を呼び覚まさんとするにあります」
 中村は各地で点字毎日を使った講習会を開き、普及に努めた。当時は点字は
文字と認知されていなかったが、キャンペーンを展開した結果、普通選挙法施
行(25年)と同時に点字投票が認められる(世界初)。点字毎日では盲学校
用の点字教科書をいち早く発行し、全国の盲学校に贈った。今年で85回目を
迎える全国盲学校弁論大会などの事業も創設し、視覚障害者と社会とを結ぶ懸
け橋の役割を担ってきた。
 また、見えない、聞こえない、話せないという三重苦を克服したヘレン・ケ
ラーが55年に点字毎日を視察。99年には天皇、皇后両陛下が編集から印刷
までの製作工程を見学され「これからも良い仕事をなさってください」という
言葉が寄せられている。
 一度の休刊もなく九十余年、発行を続けてきた点字毎日。情報環境の多様化
に対応しながら、98年に記事を活字化した「点字毎日活字版」を創刊。20
03年には点字記事データを自宅に送る「点字電子新聞」の配信を始めたほ
か、05年には「点字毎日音声版」も創刊、12年からは創刊号からのバック
ナンバーデータ化事業を始めた。ユニバーサル社会の実現へ、情報障害者でも
ある視覚障害者の自立を、きょうも側面から支え続ける。
 ◇福祉向上へ多彩な活動 3事業団、地域色も
 毎日新聞社の社会福祉事業は1911(明治44)年の財団法人大阪毎日新
聞慈善団(現在の毎日新聞大阪社会事業団)設立に始まる。大阪毎日新聞1万
号記念事業の一つとして誕生した同慈善団は、新聞社が社会福祉を目的に独立
法人を組織したものとしてわが国で最古の歴史を持つものだ。
 22年には東京日日新聞社内に支部が設置され、31年に財団法人として独
立した。毎日新聞東京社会事業団の前身である。
 九州地区では52年に置かれた大阪社会事業団の支部が81年に財団法人
「毎日新聞西部社会事業団」として独立。現在の3事業団体制が確立した。
 各事業団は2010年から12年にかけて順次、公益財団法人への移行を完
了した。公益化により3事業団への寄付が税制上の優遇措置を受けられるよう
になり、寄付活動促進の効果をもたらした。現在、3社会事業団は、障害者・
児童・医療・高齢者への社会福祉、東日本大震災など国内外への災害救援、毎
日希望奨学金、難民支援など国際協力、小児がん征圧募金などを連携して展開
している。
 同時に大阪でのシンシア基金(身障者補助犬支援事業)、難病の経験や障害
を持つ子どもたちのキャンプ、障害者のスポーツ大会や文化活動への助成な
ど、各事業団が地域の実情に合わせた活動を行い、社会福祉の歴史を刻んでい
る。
◇「点字毎日」創刊からの歩み
1922年 大阪毎日新聞社(現・毎日新聞社)が「点字大阪毎日」(現「点
字毎日」)創刊
  23年 「点字大阪毎日」が盲学校用の点字教科書発行を始める
  25年 普通選挙法公布。キャンペーンの成果で点字投票が認められる
  28年 全国盲学校雄弁大会(現・全国盲学校弁論大会)創設
  43年 「点字毎日」に改題
  55年 ヘレン・ケラーが「点字毎日」を視察
  63年 点字毎日「選挙のお知らせ」発行「菊池寛賞」(日本文学振興
会)受賞
  64年 「点字毎日文化賞」創設
  68年 「朝日賞」(朝日新聞社)受賞
  69年 ハンセン病療養所在園者にテープ版「声の点字毎日」寄贈開始
  98年 「点字毎日活字版」(タブロイド判)創刊
  99年 天皇、皇后両陛下が「点字毎日」ご視察
2003年 「ニュースがわかる点字版」創刊「点字電子新聞」創刊「オンキ
ヨー点字作文コンクール」(現・オンキヨー世界点字作文コンクール)創設
  04年 日本新聞博物館(横浜市)で点字毎日展開催
  05年 「点字毎日音声版」創刊
  09年 6点式点字を考案したフランスのルイ・ブライユ(全盲)生誕2
00年を記念し、英語の点字で表記した特集号を製作、186カ国・地域に寄

  10年 秋篠宮ご夫妻が「点字毎日」ご視察
  12年 バックナンバーデータ化事業開始
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by wappagamama | 2016-02-23 08:56

久々のエルちゃんの写真です\xF8

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by wappagamama | 2016-02-19 19:06

新しい携帯から初投稿\xF9ゥ

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今日のディナーはまたまた豪華です
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by wappagamama | 2016-02-19 18:46

やっと携帯電話を買い換えました

充電しても電池切れが早くなってきていたこと・それになんてったって一番困ったのは写真の画像が悪くなってきていたことが致命的でした。

スマホはアプリによって、 外出した際の「ナビ」の役目を果たしてくれる機能も使えるということや、物の識別もできるということなど視覚障害者にとっては大変魅力的な気脳が満載している「スマホが使えたらなぁという思いが消せされずに、挑戦してみました。

 昨日午後から出かけて帰宅したのが5時過ぎ。
その間ドコモショップに滞在していたのが3時間以上。
二種類目に体験した、「ラクラクスマートホン」という機種。
それは操作中音声が出るので興味を示し、これだったら私にもできるかな と夢中になり、時間経過感覚がなくなってしまっていた。
それと時間の経過が気にならなかったのにはもうひとつ理由があります。
それは、ショップの担当してくれたkさんとの愛称というか、対応の仕方が自然だったからだと後から気づきました。
正直言ってそのkさんの応対は決して上手なわけではなかったのですが、いえ それどころかクシャミ鼻汁が半端ではなく、非常に苦しそうにしていたのにもかかわらず、「すみません」といいながら私への要望を叶えようとしてくれる自然な振る舞いだったことが、私を疲れさせないでいたのだと思いました。
視覚障害者を相手に機会の操作法を教えるというのは、コレはその道のプロでさえもそう簡単なことではありません。
そのkさんはそんな問題とはほとんど無頓着でどうしたらわかりやすいかななどと考えている様子でもなく、(イヤ 実際は悩んでいたかもしれないけど?…)ほとんどマイペースで事を運んでくれていたようだった。
だから私も目の前から姿を消していることにも気づかず、カウンターの向こうに声をかけたり・また顔を隠して大あくびをしたり・エルモと遊んだりと気兼ねなく自然にしていられた。さすが、後半になり「戻ってきました」と何気なく声をかけたほうが良いのかな、と学習している姿に意外なほどの感動が伝わってきたりと、不思議なフレアいを体験した。

 これまで何回もそのショップには足を運んでいたけど、どの店員さんもほとんどが、マニュアルどおりの言動に終始しこちらの要望とはかなりずれている対応の仕方にもかかわらずなおも自信過剰な言動にはほとほと疲労困憊することが多かった。
実際使用している自分の携帯電話の新しい操作方法を教えてもらおうと思っていったときのこと、携帯の操作法の一から説明が始まった。最小限度お客が何を目的に来店しているか位は心得ておいて欲しいものだ。
普段ある程度使いこなしているのだから、いまさらここから?…時間がもったいないのもあるが、それに付き合っているのは非常に苦痛である。
その辺のことはわかります 私が知りたいのはこうゆうことなんですけど?」といったにもかかわらず、またまたキーの位置から話し始めるといったまことにもって見当違いな担当者でした。思うに あれは 視覚障害者は何もわからないと思い込んでいるからの言動だと大変不愉快な経験でした。
マイペースはマイペースでも、今回のマイペースタイプは決して押し付けではなかったことです。終始自然でその言動は穏やかでゆったりしていたということが疲れなかった理由だったと思う。


 近年は障碍者にかかわらず、一般的弱者という立場の人たちへの理解が深まり、公共機関のみならずあらゆるところでその対応対策が驚くほど改善されてきている。
「そこまで気を使っていただいて申し訳ない」と恐縮することも多くなってきている昨今にもかかわらず、どうもここの業界だけが壁が厚いと感じていた。
視覚障害者や弱者に対しての対応の仕方の基本ができていない。一般的な健常者に対してのマニュアルが全ての人に通じるとは限らない。たまたま今回はいい人に当たったからよかったものの、会社ぐるみでもっともっと勉強してもらいたいと切に願う。

ということが原因で、なかなか足を運ぶことができず、古くなった携帯電話をだましだまし使い続けていたが、今回やっとその目的が叶えられた。

 周辺機器は年再々々ドンドン進化し、どこで手を打つべきか迷っているうちに更に止め処もなくドンドン進化してゆく。 
それらと障碍者をつなげてくれるのはやはりマンパワーである。
その恩恵を受けたいと願っている人たちとそれに携わる関係者の間もドンドン接近しているがその反面いつまでたってもある種の溝はなくならない。
ある意味諦めにも似た心境にでもならなければやってゆけない部分がある。
でも今回、本当に世間から見たら小さな小さな一こまだったけど、私にとっては社会と普通に繋がったという大きな喜びを感じた。

3時間以上もただの一回も面倒くさそうにした様子もなく、淡々と付き合ってくれたそのkさんに、最後に携帯ごしにほんのチョット指を触れたとき「アラッ? 微熱があるんじゃない? 」といった私に「あそうですか? 気づきませんでした」
私に振り回されて夢中だったのかもしれない。
聞くと7時半に退社とのこと「早く帰って暖かくして寝た方がいいよ」と一言余計なババァのだめだしをしてしまった。
新しい機種の携帯電話はやはり操作方法が違うので、慣れるまでまたしばらくおもちゃでしょうが、肩こりを起こさない程度で暇つぶしができそうですぅ…

いくら仕事とはいえ3時間半も?…
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by wappagamama | 2016-02-16 19:23

福祉ニュースその4


1.岩見沢 視覚障害者へ注意喚起*市、文書やCD送付
2.盲導犬とホテルに宿泊/視覚障がい者 点字で案内
3.女性障害者:尊厳守れ 妊娠・出産巡る差別、国連で訴え

以下、本文です

1.岩見沢 視覚障害者へ注意喚起*市、文書やCD送付

 【岩見沢】1月4日早朝、市内美園の国道で、全盲の男性=当時75歳=が
トラックにはねられ死亡した事故を受け、市は市内在住の重度の視覚障害者に
対し、注意を呼び掛ける文書を配布した。さらにホームヘルパーの派遣を行う
介護事業者などに、サービスを利用する障害者への声掛けを依頼した。
 横断歩道の無い片側2車線の国道を、男性が横断中に起きた事故だった。男
性は現場近くのアパートに1人暮らし。ごみ捨ての途中だったとみられてい
る。
 事故後、市は身体障がい者福祉協会(三宅睦男会長)と岩見沢視力障害者福
祉協会(佐々木栄一会長)と協議し、再発防止のための文書の配布を決めた。
 文書は冬期間の外出は雪の影響で方向感覚を失いやすい上、車の走行音も聞
こえにくくなる-と指摘し注意を呼び掛ける内容。また、市が福祉関連団体の
計6人に委嘱している「障がい者相談員」制度の利用も呼びかけた。外出の際
の支援など、日常的な困りごとにも相談員が対応する。
 文書は点訳文と、家族向けに印刷したものに加え、1人暮らしの視覚障害者
向けに文書の内容を録音したCDも用意した。重度とされる1、2級の視覚障
害者184人に26日までに郵送した。
 さらに市は、福祉サービスを提供する市内の事業者計96カ所に対し、利用
者に対して、冬の外出に注意を促すよう依頼する文書も送付した。「障害者だ
けではなく、周囲の意識の高まりも喚起したい」(健康福祉部)としている。
 亡くなった男性は障害者関係のどの団体にも加入していなかった。三宅会長
は「われわれのような関係団体からの安否確認サービスの利用など、支援策を
知らなかった可能性もある。孤立しないような取り組みが必要だ」と危機感を
持つ。今後、市内の他の障害者団体とともに新たな支援策を協議する考えだ。

2.盲導犬とホテルに宿泊/視覚障がい者 点字で案内

 沖縄観光に訪れた九州盲導犬友の会(片山由美子会長)のメンバーら16人
と盲導犬13匹が30日、恩納村冨着の「カフーリゾートフチャク コンド・
ホテル」(荒井達也総支配人)に宿泊した。県内ホテルで、盲導犬を連れた視
覚障がい者の団体客受け入れは初めてという。
 一行はホテルに到着し、バスの中でチェックイン。ホテルスタッフに部屋ま
で案内され、点字で示された部屋の間取り図や食事メニューなどの紹介を受け
た。ホテル側は電灯のスイッチや浴室のシャンプー類の容器などに点字シール
を貼り、視覚障がい者が単独で利用できるようにした。沖縄旅行は1泊2日の
日程。夜は近隣の飲食店で、朝食はホテルのビュッフェを利用する。同ホテル
では受け入れに向けて、1月上旬に研修会を実施。案内方法や食事の配膳、紹
介の仕方などを学んだ。
 片山会長は「徹底的に準備されていて100点。間取り図が事前に送られて
いたらもっとよかった」と受け入れ態勢を評価し、「視覚障がい者や盲導犬へ
の理解がもっと広がってほしい」と述べた。
 同ホテルを運営するKPG HOTEL&RESORTの田中正男社長は
「全ての人に優しい観光立県に向け、一生懸命取り組んでいる。村内、県内の
ホテルに広げることもわれわれの仕事だ」と語った。

3.女性障害者:尊厳守れ 妊娠・出産巡る差別、国連で訴え

 神戸市の視覚障害者、藤原久美子さん(51)が2月、国連女性差別撤廃委
員会の対日審査に合わせてスイスに渡り、日本は女性障害者の尊厳が十分に守
られていないと訴える。医師から妊娠中絶を勧められた経験を基に、同じよう
な境遇の仲間と、障害があっても女性として暮らしやすい社会の実現を求め
る。
 藤原さんは1型糖尿病の合併症で、34歳の時に左目の視力を失った。右目
も見えづらくなり、「はよ子供産んで」が口癖だった母は何も言わなくなっ
た。諦めかけていた40歳の時、妊娠が判明した。
 ところが、産科医から初診で「障害があるのに育てられるの?」「障害児が
生まれる可能性がある」と畳み掛けられた。「どうしても産みたい」と訴える
と「いったん流して、2人目の時に態勢を整えて産みなさい」と勧められた。
 新しく宿った命を喜ぶ夫が支えとなり、意志を貫いて女の子を出産した。
「ふわふわで柔らかくて羽二重餅みたいだった。手足も小さくてかわいくて」
と当時のうれしさを振り返る。娘は今10歳。共働きの夫妻に手を貸す双方の
実家も含め皆のアイドルだ。バレエを習いアニメ「妖怪ウォッチ」に夢中とい
う。
 社会の無理解を感じている女性障害者は少なくない。藤原さんが加わる当事
者団体「DPI女性障害者ネットワーク」(東京都)には、性や妊娠・出産を
巡って悲痛の叫びが寄せられている。
 藤原さんも階段を下りる際、手助けを申し出た男性に腰を抱えられたことが
ある。下心があったのかは分からないが、「平気で触れるのは障害者を性がな
い存在と思っているから」と感じた。
 国連女性差別撤廃委員会は昨年7月、スイスで作業部会を開き、女性障害者
の実情について日本政府に報告を求めるテーマを決めた。藤原さんはDPI女
性障害者ネットワークの一員として作業部会のヒアリングで「性を軽んじ妊
娠・出産を非難するのは、人として扱わないことと一緒」と陳述した。
 委員会は翌月、日本政府への質問を公表した。旧優生保護法下で不妊手術を
受けさせられた女性への補償や、女性障害者が受ける性暴力について明らかに
するよう求めた。
 藤原さんは、委員会が日本政府の報告を聞いて審査するのに合わせた今回の
スイス訪問で、改めて女性障害者の権利が守られるよう訴える。「障害者は能
力がないから差別も仕方がないなんて、固定観念で片付けないでください」
 ◇子宮摘出勧められ、知らぬ間に不妊手術
 「不良な子孫の出生防止」で障害者の不妊手術や中絶を認めた1948年施
行の旧優生保護法の下、記録が残るだけで約1万6500人が不妊手術を受け
させられた。96年の母体保護法への改正で、ようやく規定は削除された。し
かし、2011年にDPI女性障害者ネットワークが全国の女性障害者87人
に行った調査では、女性であることを否定されたとの声が相次いだ。
 「月経介助を嫌がる身内に『生理はなくていいんじゃない』と子宮摘出を勧
められた」(脳性まひの40代)、「婦人科で『こんな状態でどうやって
(性)行為をするの?』と言われた」(肢体不自由の30代)、「障害を理由
に結婚に反対された」(複数)――。回答者の35%は「暴行を受けた」「介
助中に胸などを触られる」といった性的被害を申告した。
 昨年6月、知らぬ間に不妊手術を受けさせられた宮城県の60代女性が日本
弁護士連合会に人権救済を申し立てた。憲法は個人の尊重を定めているが、代
理人の新里宏二弁護士は「個人の尊厳に最も関わる問題なのに、周囲は善意で
手術を勧めた。そこに問題の根深さを感じる」と語る。国連人権委員会は19
98年、日本政府に優生保護政策の補償を勧告したが、障害者に対しては行わ
れていない。
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by wappagamama | 2016-02-14 08:32

福祉ニュースその3

1.「街に視覚障害者いること知って」外出の3人に記者同行/新潟県

以下、本文です

 昨年10月に新潟市東区で視覚障害のある女性が車にはねられ死亡した事故
を受け、県警は先月、県内30署の交通課長ら54人を集め、視覚障害者が安
全に外出できるようにするための講演会を開いた。講師を務めた県視覚障害者
福祉協会の松永秀夫理事長(72)は、イベントや買い物のため外出する視覚
障害者が増えていることを指摘。「街に視覚障害者が歩いていることを、まず
は知ってほしい」と呼びかけた。また、視覚障害者は車の往来する音を頼りに
するしかないことや、エンジン音が聞こえない車は危険なことを訴えた。
     *
 昨年10月の事故で、死亡した女性はより重度の視覚障害のある姉と一緒に
通勤している途中だった。視覚障害者の外出にはどのような配慮が必要なの
か。単独歩行と盲導犬歩行、ガイドヘルパーによる同行援護を利用する人を取
材した。
■単独歩行 ベンチや排水溝が「ランドマーク」に
 午前7時17分、新潟市西区の新潟西高で公民の教諭として働く栗川治さん
(56)はラジオのスポーツコーナーが始まったのを合図に自宅を出発した。
毎朝決まった時間だ。玄関の引き戸を開けるとあいにくの雨。左手には傘、右
手には白い杖を持って歩き出した。
 自宅の最寄りのバス停まで歩いて約5分。自宅を出てすぐ塀に沿って左へ曲
がり、杖を使ってブロック塀伝いに歩く。ブロック塀が途切れたのを杖で確認
すると、迷わず左に曲がり寺の敷地内へ。「お寺の中を通っていくのが好きな
んです」
 お寺の敷地には点字ブロックはないが、「排水溝のふたを頼りにすれば歩け
るんです」と速度は全く落ちない。25歳の私からみても早歩きに近いスピー
ドだ。
 音声付きの信号がある横断歩道を渡った。歩道に点字ブロックがあるが、バ
ス停の存在がわかるようにはなっていない。栗川さんが右手側に少し大きく杖
を振りながら歩いていると、バス停の前で「コツン」とベンチに当たった。
「これがランドマークなんです」
 バスは混んでおらず、座席に座るとイヤホンを取り出した。音声化された本
でしばし「読書」を楽しむのが日課だという。20分ほど乗って新潟西高前の
バス停に着くと、慣れた足取りでバスを降りた。
 バス停から職場までは黄色の点字ブロックが続く。着任時に点字ブロックを
ひいてもらったのだという。
■盲導犬 買い物に行くのは混雑しない時間帯
 新潟市東区で鍼灸(しんきゅう)院を営む大橋ちあきさん(54)は盲導犬
のホクと生活している。今は光を感知できる程度。ホクは2代目で、昨年の6
月にパートナーになったばかりだ。鍼灸院は自宅に併設されているため通勤は
ないが、買い物に同行させてもらった。
 ホクに花柄の服を着せ、リードとハンドルをつけて自宅を出た。以前、自宅
前の小道から大きな道路に出るところで、急に飛びだしてきた自転車とぶつか
りそうになったことがある。ホクの鼻先を猛スピードで横切ったといい、曲が
り角では慎重になる。パートナーになって日が浅いため、歩道のない道路で
は、中央に寄っていくこともある。
 近くのスーパーに入り、携帯電話で店の事務所に連絡すると店長がやってく
る。店長の腕を大橋さんがつかむと、店長が店頭に並ぶ商品の値段を読み上げ
る。「今日はかぶが98円、小松菜が100円でお買い得ですね。もやしの賞
味期限は……」と案内していく。
 買い物を終えると、駐車場を通って道路へ。住宅街に入ると、右手側で重機
を使った道路工事をしていた。「大きい音を出されると、自転車や車のエンジ
ン音が聞こえづらくなるので危ない」という。住宅の駐車場から車の鼻先が路
側帯に飛び出しているところも。車をよけるために車道に出なければいけない
こともある。
 大橋さんが盲導犬を利用しようと思ったのは13年ほど前。視覚障害者のた
めのパソコン教室に通っていたときに、盲導犬を伴って視覚障害者が風を切る
ようにさっそうと横切っていった。「あんな風に1人で自由に歩きたい」と思
い、利用を申し込んだ。
 知らない人から心ない言葉を浴びせられることもある。買い物に行くのも、
なるべく混雑しない時間帯を選ぶ。「ポイント何倍とかの日は行かないように
しています」。だが、駅で迷っていると案内を申し出てくれることも。「親切
な人もたくさんいます」
■同行援護 風景や街の変化も耳で知るうれしさ
 県警の講演会で講師を務めた松永理事長は、25歳で発病し、30歳で失明
した。現在は左目のみ光を感じ取ることができる程度といい、全国各地である
会議などに出席するため、視覚障害者の外出にガイドヘルパーが無料で付き添
う「同行援護」という制度を利用している。
 午前10時20分。自宅を出ると市社会福祉協議会障がい者訪問介護セン
ターの野中洋子さん(60)が待っていた。あいさつをすると、野中さんはく
るっと回り松永さんの左前にスタンバイ。松永さんが野中さんの右腕をつかん
で「行きましょうか」と声をかけて、歩き始めた。
 バス停まで約5分歩き、区バスに乗り込む。松永さんを椅子に座らせて、野
中さんが左脇に立った。「田んぼに白鳥がいますよ」と野中さんが窓の外の風
景を伝えてくれる。「街の変化も伝えてくれる」と松永さんはうれしそうに聞
いていた。駅に到着するとあいにくの雨。傘をさして銀行へ向かい、ATMで
振り込みをするという。同行援護だと、振込用紙の数字を読んでもらうことも
できて便利だという。
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by wappagamama | 2016-02-05 19:43

福祉ニュースその2


1.(私の視点)障害者との共生 「合理的配慮」を考えて


1.(私の視点)障害者との共生 「合理的配慮」を考えて
2016.01.30 朝日新聞 朝刊
 私は出生時に脳性まひになり、手足や言語に障害があるが、小中高校と普通学級に
学び、大学の教育学部を卒業して教員となった。中学校で数学を教えて15年にな
る。
 日本政府が批准した障害者権利条約は、障害のある者が、障害を理由に一般的な教
育制度から排除されないことをうたっている。それは障害のない者と共に学ぶ「イン
クルーシブ教育」の実現であり、生徒だけでなく教職員も障害の有無にかかわらず共
に働く環境づくりが大切だ。
 そのために、4月に施行される障害者差別解消法、改正障害者雇用促進法を、生活
の場に生かしていきたい。法に盛り込まれた差別解消のための「合理的配慮の提供」
がカギになる。それは障害のある者が、ない者と平等な状況をつくるための変更や調
整を意味し、例えば車いす用の設備を整えたり、点字や手話通訳を準備したりするこ
とだ。
 社会生活で不都合が生じないよう工夫してほしいと障害者が要望すれば、「合理的
配慮」の提供が求められる。それは際限のないものではなく、「過度の負担」となら
ない範囲だが、公立学校や行政機関などでは提供が法的義務とされ、提供しなければ
障害者への差別になる。
 合理的配慮の提供は、障害者の私が障害のない人と対等に社会生活を営むうえで生
じる「壁」を取り除くことであり、誰もが自分らしく生きていけるよう社会を変える
ことでもある。障害者が望む合理的配慮は一人ひとり異なり、行政機関などが一方的
に押しつけるものではない。障害者と話し合い、その意向を十分に尊重することが大
切だ。
 これまで、私が「みんなと一緒にやりたい」と伝えても、「何もしなくていい」と
言われてきた。みんなと違う扱いをされ、「差別ではないか」と反論すると「配慮
だ。1人ではできないでしょ」と言われた。これは合理的配慮ではなく、差別意識に
基づく排除だと思う。
 また、周りの人が同情やあわれみから私の車いすを押してくれ、嫌々ながらやって
いることも私は敏感に感じてきた。これでは車いすを押すだけで終わってしまい、社
会は何も変わらない。そして「車いすでの移動は大変だ」と、またしても排除の論理
で語られる。障害者は「合理的配慮」があれば、みんなと一緒に「できる」ようにな
るのに。
 これからは、合理的配慮の提供を通じて人々が障害の特性について正しい知識を得
て理解を深め、共生への道が生まれることを信じる。障害のある教師が合理的配慮を
提供されて働く姿を通して、教育現場から共生社会の礎を築いていくことが、私の大
きな役割だと思う。
 (三戸学:さんのへまなぶ 秋田県公立中学校教諭)
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by wappagamama | 2016-02-02 21:14

福祉ニュースから




1.心ない対応に傷つく視覚障害者 兵庫県内の団体が冊子
 4月に「障害者差別解消法」が施行されるのを前に、兵庫県内の視覚障害者
らでつくる「眼の会」が、視覚障害者が社会生活でのさまざまな局面で差別的
だと感じた対応を冊子にまとめた。題して「視覚障がい者からのメッセー
ジ」。同会代表の榊原道真さん(62)は「視覚障害者の心の声を知ってもら
い、多くの皆さんに理解をしてほしい」と話す。
 障害者差別解消法は2013年6月に国会で成立し、4月1日に施行され
る。行政機関や民間事業者の障害を理由とする不当な差別的取り扱いを禁止す
るとともに、障害者への合理的配慮を求める。
 同会は昨年3~6月、県内を中心に視覚障害者を対象にアンケートを行い、
77人の回答を得た。全盲49人、弱視27人、不明1人で、78%に当たる
60人が「差別された経験がある」と答えた。
 受けた対応と、解決に向けた提案について聞き、冊子に掲載した。多かった
のは、金融機関での口座開設の申請などで「自筆以外は認められない」と拒ま
れた経験だった。
 金融庁は5年前、視覚障害者への代筆、代読に積極的に取り組むよう全国の
銀行や信用金庫、郵便局などに要請したが、榊原さんは「大手以外では対応が
十分に進んでいない」と指摘する。
 このほか、冊子では、交通機関・駅構内▽社会参加▽スーパー・コンビニ・
店舗▽仕事・就労▽家庭▽役所・公共機関-といった場面別に、受けた対応と
提案をまとめている。
 榊原さんは「困っていること、助けてほしいと思っていることは、自分たち
で声を出していかないと分かってもらえない」と話す。5千部を作成し、県内
各市町の障害者福祉担当課や社会福祉協議会、公共交通機関、金融機関などに
配った。
〈視覚障がい者が差別と感じたこと〉
(「視覚障がい者からのメッセージ」から抜粋)
 金融機関・郵便局で
・書類への記載を家族に代筆してもらおうとしたら、銀行に「自署でないと認
めない」と言われた
・銀行で「視覚障がい者はお金の勘定ができない」と言われた
 交通機関・駅構内で
・駅で白杖(はくじょう)が他の人の荷物に当たったらしく、大きな声で「目
の見えない者は外に出るな。家に引っ込んどけ」と言われた
・通勤時の電車内で「こんな時間に乗ってきて」と言われた
 店舗などで
・視覚障がい者同士で飲食店に行ったとき、メニューを読み上げてくれる店が
ほとんどなく、いつも同じものを注文することになる
 暮らしで
・点字ブロック上を若者が占領してどいてくれないことや、街中で白杖を蹴ら
れることがある
・興味本位で「包丁は使えるの?」「誰かに化粧してもらったん?」などとた
びたび聞かれ、嫌な気持ちになる
・病院で(医師が)本人に説明しないで、同行の人に説明するときがある。本
人は分からないと思われている
 役所・公的機関で
・公的機関から視覚障がい者あてに届く郵便物の大半に、差し出し元を示す点
字表記がなされていない

この全てのことを経験済み
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by wappagamama | 2016-02-02 10:07