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「北海道盲導犬ものがたり」の本がデージー図書とビブリオネットで…



 今日は、各方面からの情報が沢山寄せられました。
先ほどの「Oちゃん」の情報のほかに、「北海道盲導犬ものがたり」の本に関しての情報も寄せられました。
転載を了解いただきましたので早速皆様にもお知らせいたします。

^^^^ ここから貼り付け ^^^^

梅雨入りして、じめじめした天気が続き、愛犬との散歩もこのごろ控えている上、時々真夏並みの暑さになるため愛犬は元気でも、
主人がばてぎみだよ。 それは、ワールドカップサッカーを見ていておそくまでおきていたり朝早く起きてサッカー中継を聞いたりし
ているからね。
ところで、今回は、北海道盲導犬物語が最近デージー図書になり、ビブリオネットでも聞けるようになりました。
私も早速ビブリオネットからダウンロードして聞き始めています。
みなさんもどうか聞いてみてください。
それから おしりあいにも連絡してくだされば助かります。
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by wappagamama | 2010-06-27 23:24

北海道の友人からOちゃんの情報が…


 今日 下記の記事を見つけました…!

全盲の写真家・大平さんの全国行脚達成祝う

 函館市中島町の中島廉売空き店舗で
26日、「中島れんばい横丁」(運営実行委主催)が開かれた。
全盲の写真家、大平啓朗さん(31)の全国行脚47都道府県達成を祝って
くす玉が割られるなど、温かい雰囲気が会場を包んだ。

 会場に大平さんが登場すると、帰函を祝うくす玉が割られ、
クラッカーが盛大に鳴らされた。
会場からは「お帰り」という掛け声が上がり、
大平さんの帰りを一体となって迎えた。
大平さんは
「旅の中で苦労もあったが、人と人の絆(きずな)に支えられて、
ここまで来ることができた」
と旅の感想を話した。

 会場では、大平さんが結成したバンド「ナンモナンモ」が演奏を披露。
旅行中に大平さんが感じた思いを、歌に託して客に伝えた。

会場を訪れた会計事務所勤務の木葉俊行さん(52)は
「にぎやかで楽しい場所だと、来るたびにいつも思っていたが、
人と人の熱いつながりも感じることができて新鮮だった」と語っていた。

市内在住の女性(27)も
「大平さんを祝福する場に自分もいられて、うれしく思います」と笑顔を見せた。

 大平さんは30日に稚内へ向かう。
最南端の沖縄で採取した海水と砂を最北端の稚内の海に流すことで、
今回の旅の終わりとする予定。

 中島れんばい横丁の島信一朗会長は
「大平さんを温かく迎えることができて良かった。
今回の旅をひとつの区切りとして、また新たなスタートを切ってほしい」
と話していた。
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by wappagamama | 2010-06-27 22:28

大の苦手なコンサートも難なくクリヤーしたエルモ!


  先ほどから、自らの改革を心がけるべく内容の記事を何回か投稿してきた。

 角館での一見は、わたしとエルモにとっては感動的な大発見だった。
それに気を良くしたわたしは、昨日再びそれに挑戦。

「エルモのことを中心に自分の気持ちを引き締めよう」
「何が一番大切か、何が自分に合っているか、自分は何をしたいのか、ゆっくり自分と相談して決めよう」

 今までの流れと違ってきたとしても、今までお付き合いをして来た人たちから見たら明らかに「最近おかしいね?」と思われるかもしれない。
そして、それはある意味大きなリスクになるかもしれない。
それが原因でもっと状況が悪くなるかもしれない。
それでも それでも 自分を改革しようとしているのにはそれなりの理由があってのこと。

 「現状に満足していない自分に我慢しているもう独りの自分が「あんたほんとにそれでいいの」と、長年自問自答してきた。

 今回のことをきっかけに、もう少し自分とエルモのことを大切にしていこうと決めた。
そして、再度挑戦。
昨日ある目的があって秋田へ行った。
昨日はまたエルモにとっては大の苦手な真夏日。
「さぁー エルちゃん 今日は秋田だよ  暑いけどがんばってね」
出来るだけ 暑さ対策にと、今日のエルちゃんのお洋服はタンクトップ。
スヌーピーの付いているかわいいやつだよ。
水分補給のお水もちゃんとリュックに入れたし…。
夜のドックフードも入ったし…。
排泄の用具も勿論…。
これで エルちゃんの準備は万端整った。

こうやって 改革第2弾! 出発進行!
主目的だったことはともかくとして、その他の偶然が重なり、新たな出会いと感動が次々と…。
おもいがけないこころの保養が出来たこと、おもいがけない感動とであったこと…。
エルモの大の苦手なコンサートも難なくクリヤー!。
また エルモと確かめ合った信頼関係!!!
次回へ続く
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by wappagamama | 2010-06-27 09:14

アメディア発行の「週刊福祉情報」が休刊となりました



 毎週木曜日発行していた「習慣福祉情報」が休刊とのお知らせがありました。

大変残念です。
それには、わっぱがままのブログ記事をよく取り上げて紹介していただいていたので本当に残念です。
最終号にも「白衣記念日」を紹介していただいておりました。
担当してくださっていた、水野さん本当にありがとうございました。
登録されてある多くのブログの中から、きめ細かにチェックしてくださっていたことを改めて感謝申し上げます。
お陰様で「盲導犬エルモの日記」が多くの方々へ広がっていたことを実感しておりました。
休刊になったことで、そちらからの媒体が無くなると思うととても残念です。

 アメディアでは週刊福祉情報の他に、いくつかの情報誌を発信しているようです、そちらの方とのアクセスが出来るように水野さんにお願いしました。
また新しい情報を配信していただけることをお約束していただきました。

 そして、美月めぐみさんの「福祉コラム」のファンだった私にとっては、同時に寂しい思いをしています。
最終号では、美月めぐみさんのその他の活動を紹介してありました。
いずれそちらの方へのアクセスも挑戦してみたいと思っております。
そのときはまたマイブログ上を飾ってくれることと思います。
皆様もどうぞお楽しみにねー
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by wappagamama | 2010-06-27 07:32

「角館 love loveでいい感じだよ…」



 夕べ 娘から電話。
「love loveだっしゃー?」といきなり。
「ン? 何のこと?」
「 角館 エルちゃんど love loveでいい感じだよ」

 そういえば、娘と一緒に行動しているとき、いつも戒められていた言葉を思い出した。
「もっとエルちゃんの気持ちになってゆっくり行動せ?」
そうだ そうだ いつもそういわれていたんだっけ…。

 人に遅れをとるまいとして無駄に急いでいる自分がいる。
そんなことの積み重ねがエルモとの信頼関係を不安定なものにしていたのかもしれない。
それが 今 やっと気づいたという情け内ユーザー。


 無駄な気を使って、肝心なエルモのことに関しては少しずれたものの考え方をしていたのかもしれない。
今回、このことを気づかせてもらったひとつのショックな事件に感謝しなければいけない。

 ブログを見てくれた娘からのそんな電話のやり取りに改めて自分の愚かさに気づいた。
これからはエルモの気持ちを中心にゆっくり・マイペースでやっていこう…。 
ね? エルちゃん…
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by wappagamama | 2010-06-19 10:47

白衣記念日


 柿崎妙子治療院として、看板を掲げてから今年で丁度11年目。

国立箱館視力障害センターで、三療師の資格を取得して、この7月で万11年となる。

 卒業時、開業の準備として様々なものを買い求めてきた。
それは、消毒用の道具だったり、施術に使用する道具だったり、用途に応じた鍼やお灸だったり。
そしてそのほかに、施術時にはなくてはならない白衣。
白衣などは特に視力のある人に見てもらわなければ選べないので、卒業の前に6・7着ほど買い求めていた。

 その白衣もとっかえひっかえ着ていても10年もの長木にわたって着ていればそれなりに磨耗している。
記事は丈夫なので特に擦り切れていると湖とはないのだが、わたしの場合施術にお灸を使用しているので、その火が接触してところどころ穴があいている。
そのお灸の穴も、わたしてきには、それはそれなりに治療かとしての勲章くらいな気持ちで結構気に入っていた。
なぜならば、鍼灸師としてかんばんをあげている開業医の中でも、お灸を使用している施術師はごくまれにしかいないからである。

 ところが、先日何気なく息子がわたしの白衣姿を見て、「なえよその白衣、びんぼくしゃごど」 
そっか 自分ではよかれと思っていても、晴眼者から見ればそうなんだと 思いを新たにした。

 さぁーて?  白衣を新調するとしたら? 
カタログを取り寄せてヘルパーさんに説明してもらって注文するしかないのかななどと考えをめぐらせていた。
取りあえず ヘルパーさんに相談してみよう。

 岩崎にワークマンという白衣やの専門店があるとの事。
取りあえず、どんなものを取り扱っているのか見てきてもらうことにした。
帰ってきたヘルパーさん「食堂の白衣とか農作業用の作業着がそのほとんどだったとの事。
カタログ注文で数日後には取り寄せ可能とのこと。

 元病院勤務をしていたことのあるそのヘルパーさんは今 わたしにとっては最高に頼りになるヘルパーさんである。
デザイン・色・素材・メーカー・価格などなど目星のつけたものを次々読み上げ説明してくれた。
あまりにも沢山の種類があるため、結局決めきれないのでヘルパーさんの趣味で決めてもらうことにした。

 スポーツメーカーのものはやはり素材といい、デザインといい・機能的といい優れていた。
その代わり価格も3倍くらいの違いがある。
今 新調すれば、この先わたしが施術師として仕事しているうちは間に合うだろう事を考えれば、この際 価格がどうのという問題ではない。

ということで選んだ2種類。
今まで着用していたそれとは断然違う。
素材も柔らかいし・腕を動かしても窮屈ではないし・何よりところどころにピンク色があしらってあってとてもおしゃれ。
どうして 今まで新調できなかったんだろう・どうして もっと早く新調しなかったんだろうと思うほどうれしい気分。

 治療かとして11年間この白衣はわたしと共に大勢の患者さんを診てきた。
そして、わたしの治療かとしての歴史を築いてきてくれた古い白衣。
これはこれで捨てがたい哀愁がある。

 そして 今 新しいおしゃれなピカピカの白衣。
これから先、健康で充実した仕事が出来るよう、 お世話になります。どうぞよろしく。
今日は白衣記念日と使用…。
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by wappagamama | 2010-06-19 07:18

洗濯ネット




 前回、エルモのブラッシングの記事を書きながら「頭からスカーフをかぶる」ということを書いているうちにひらめいた。

 あの ものすごい抜け毛の量ときたら、帽子をかぶったくらいではどうにもならない。
作業中は当然口もあけられないし、目鼻まで違和感を感じる。

 そこでひらめいたのが「洗濯ネット!」
今朝ラジオ体操の音楽と共にエルモと外へ出た。
その手には排便の道具と、ブラッシングの道具、そしてもうひとつ、すばらしいアイデア用品!。洗濯ネットがお供している。
一応周囲に人の気配がないことを確認し…。
 排便を済ませた後、わたしはおもむろに洗濯ネットを頭からすっぽりかぶり作業開始。
「いいじゃなーい」呼吸は自由だし、エルモとの会話も自由に出来るし、周りの音もこもることなく通気性もいいので汗も書かない。
これは大発見! 愛犬家のみなさん是非お試し区ダサーい! えっ? もうやってるって? えっ? 知らなかったのはわたしだけ? そんなー?


 昨日のブラッシング時違和感を感じていた喉。
うがいをしてもとれない。もっと早く気が付けば…。
ここ2・3日抜け毛が気になりブラッシング三昧をしていた成果、今朝のブラッシング時には、抜け毛もだいたい落ち着いたようだった。
エルモも腰の辺りがすっきりして涼しそう?…
そして何よりご機嫌がよく、嬉々としてわたしの周りではしゃいでいる。
数年前患者さんからいただいた 今が さかりの、果断のワイルドストロベリーが毎日のエルモのご褒美!
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by wappagamama | 2010-06-18 09:40

抜け毛




  前回の記事は実は、エルモの抜け毛のことを書こうと思ってキーを叩きはじめたはずだった。
が、例によって途中から角館の話に入ってしまった。
軌道修正する子となくそのまま突っ走ってしまったという、毎度の事ながら、気の向くまま指のむくままという全く持って無責任極まるわっぱがぶり!

  なわけで、今度こそ、タイトル通り「抜け毛」から話題が外れないようにがんばろう!

  「抜け毛?」そうそう 抜け毛ね?…
ちょっと 危ない単語だけどちょっとだけお付き合いしてね…。

  わたしも最近めっきり抜け毛が?…
いえいえ? わたしのことではありません。ふっふふ
エルモくんです。 そうエルモくんただ今 抜け毛の真っ盛り!!

 毎年の事ながら、この時期になると冬の間に着ていた暖かい「ダウンを脱ぎ捨てるかのように、ある日突然といっていいくらい急に抜け出す。

  それがはじまったのが三日前から…。
日曜日にお出かけする日の早朝、ブラッシングをしてあげたときも抜け毛の気切になったなーと感じたが、それ以後エルモの夏ばて状態で元気がないときにはそれほど気にならなかった。
というか、体調が良くないときにはブラッシングも疲れるだろうと思い、やっていなかったということもある。

 三日前やっと体調が快復してきたエルモは、いつものように元気 はつらつ喜びを全身で表現するようになっていた。
朝のお目覚めセレモニーの際、わたしの手に抜け毛がまつわり付いてきた。くびや腰の毛をつまむとぼっそりと抜けてきた。

 ご近所様が活動開始しないうちに、朝日を避けて、西側の駐車場でブラッシングを開始。
出るわ!出るわ!出るわ! やっても やっても 抜けるわ! 抜けるわ!
ラバーグラシの目がすぐにいっぱいになり、何回も難解も抜いて袋に入れ、わたしの腕や足、頭にも抜け毛がまつわり付く。 

 盲導犬と暮らし始めて今年で11年目になったけど、これほどまで大量に抜けたことがあった廊下、と思うほどその量は半端じゃない!
エルモも気持ちよさそうに、体を踏ん張ってなすがままにされている。
「気持ちいいねぇー エルちゃん いい気持ちだねぇー」と声に出そうとして口をあけると、吸い込みそうになるので無言の作業。

 ブラッシングの時「頭からすっぽりスカーフをかぶる」といっていた人がいたと、いつかの協会便りにあったっけ?…。
まさに 今 その心境!

「 このエルモの抜け毛いつからこうだった?」と息子に聞くと、ここ2・3日前から急にだよとのこと。
腰の辺りの毛が段になっているとの事。
抜けようとしている柔らかい内側のダウンが止め処もなく抜けてくる。
朝昼晩とおしっこタイムの度にやっているが、それでもその都度素晴らしく抜ける。

 そうかぁー? 先週のあの 真夏日が続いたころ、急激な暑さに対応できなくて夏ばて状態になったのは、このダウンがまだ脱げなかったから暑さがこもってしまったんだ?。
それまではまだ寒い日が続いていたから、ダウンを脱ぐ暇がなかったんだね?…。
徐々に暑さに向かってダウンを脱げたら、夏ばてもそんなに厳しくならなかったかもしれないのにねー…
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by wappagamama | 2010-06-17 23:49

暑かった角館その4


先週は、急に真夏日のような日が続き、エルちゃんの体はそれに対応し切れなかったらしく、明らかな夏ばて状態だった。

 ここ2・3日は雨っ気になり気温がぐんと下がったので、エルモの体はいつものペースに戻ったかのように見えた。
朝晩のサプリメントの効果もあることだしと安心していた矢先、弁が緩くてくさい。
そういえば夜のお散歩時の弁も「少し緩くてくしゃっけど」と 息子が言っていたっけ。

 あの 蒸し暑い角館の体育館で過ごした一日は、やはりエルモにとっては厳しかったのかもしれない…。
それにつけてもそんな体調不良だったはずのエルモが、キチンとわたしの気持ちに答えてくれていたんだと思うとまたさらにいとおしい…。

 しかも、体育館での普及活動終了後、角館の飲食店での打ち上げ。
これがまた、エルモにとってはいつもながらあまり好きな時間ではない。
うるさいところが大の苦手なエルモなので、ご主人様のお付き合いとはいえ…。
アルコールが入ればどうしたことかみんなの声はまた一段とどでかくなる。
それに店によってはエルモのスペースがかなり厳しいところもあるし、などなどエルモにとっては最悪な時間帯である。
そんなこんなのもろもろのことがわたしの中の何かを変えようと、気になりだした原因でもある。

 私自身、特にそんな込み合って にぎやかなところでは、当然誰かのサポートなしでは動けない。
ドサクサと興奮状態のときにその雰囲気に流されてしまうと、エルモのことがおろそかになる。
考えてみればそれがわたしの悪い癖。
ここでまた、いつもの流れに流されてしまえばまた同じ失敗を繰り返すことになる。
今日から少しずつ改革しようと決めてきたんだから、とわたしは考えた。

 先ず みんなが席に着くまで待つことにした。
そして、お店のオーナーか誰かに声を書け、エルモの繋留場所に案内してもらうことにした。
その様子を見ていたそこのオーナーさん「ハイハイ 盲導犬ちゃんね  案内します、特等席がありますので」と玄関近くまで誘導してくれた。
そこは「バンビ」の指定席だとか。
ちょっとした個室になっていて、目が不自由な人の邪魔にもならないし、おかあさんの姿も真正面に見えているので大丈夫ですよとのこと。
そうかー? いつも傍から離せないと決め付けていたわたしも反省しなければ、あのうるさい体育館でもキチンと待っていたんだから、ここでだって出来ないことはないよね。
とそっとエルモに言い聞かせて水分補給をした後でその場を離れた。

 相変わらず一個団体は大にぎやか。
もうすでに飲み物が運ばれてきている上体だった。
遅ればせながらわたしも生ビールを注文。とそのとき「クーン クーン」とエルモの声。すかさず「エルモ静かにしなさい いい子だね 待ってなさい」
それっきり エルモノ声はわたしの耳には入ってこなかった。
後半お手洗いに立ったときも、エルモは落ち着いた感じで尻尾を振っていた。

 わたしが中途半端だったがために、エルモに苦労かけていたんだなと改めて反省した。
この日の角館での体験は、わたしにとっても エルモにとっても大変貴重な体験だった。
このことは、これからもずーっと忘れることなく、わたしの原に据えて行動しなければいけないと心に誓った。
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by wappagamama | 2010-06-16 12:11

暑かった角館その3


 引率してくれている弱視の人たちから見れば、勝手にウロチョロ動き回られる方が非常に困るとよくぼやいているのを耳にすることがある。

 大勢で行動するときは、なんてったって弱視の人が頼りとなる。
一人で数人の全盲さんの 見とどりをしなければいけないので、それはそれは大変。
 ちゃんとみんなが所定の場所に固まってくれていれば楽なのに?…
チョコチョコ一人で動き回る人が必ず出てくる。

それも、ここはある程度分かっているのでお手洗いくらいは一人で行けると思って単独行動をすることもあるが、途中で迷ってしまうというときもある。
全盲の人にしてみれば、できるところだけでも自分でやりたいという観測的希望を捨てきれない部分があるので、それもそれでその自由さえも奪われることもつらいものがある。 というか、達成感というか、自立心というかはかないながら捨てきれない希望が残存しているのである。


そうすると、弱視の人があっちこっち探し回らなければいけないことになる。
必然的に大声を出しながら探し回っている。
もう イベントの終板ころになると弱視の人たちの声はかすれてスカスカ!
まるで 幼稚園の集団のように… 大変だろうなぁ と冷静に高みをしているときはいいが、いつそれが渦中の人とならないとも限らない。

そんな雰囲気を見るに付け聞くに付け、せめて自分はあまり人の手を煩わせないようにとこころがけてはいるが、最近の体力衰弱により何かと人に頼っている自分に嫌気が差している。
みんなが助けてくれるから大丈夫、という甘えが定着してきた自分を少し変えなければと、今 軌道修正に取り組みだしている。

  それが、 今回の角館での試みだった。
視覚障害者はイベント会場などで独りぼっちになることが何よりの不安。
だから必ずといっていいほど誰かのそばにいて話していなければ落ち着かない。
周りの様子が見えていないのだから独りになると孤独感に陥りやすい。
わたしもご多分に漏れずそんなタイプだった。
同じ障害者導子だったら、そんな心境が痛いほど分かるので必然的に気の会った同士が固まりあうようだ。

それはどこの世界でも同じことが言えると思うが、いつの間にか気づかないうちにそんな修正の波に自分もドップリ乗っている。
いつの間にかそこが一番居心地のいいところとなっている。


 角館での出来事はそんな意味でのわたしの ささやかな挑戦である。
目には見えない何かから少しずつ脱皮しようともがいている。
それにしても、あのもんもんとにぎやかな体育館の中で、隣に座っていたヒトデさえわたしが誰に何を言っているのかわからないほどの普通の声で言ったことばが、エルモには聞こえていたのかもしれないと思ったのはわたしの単なる思い込みなのだろうか…。
それとも、わたしから目を離さないで見ていたというボランティアさんの言葉からして、エルモはわたしの口元を見て指令を判断したのだろうか…。

それにつけても、 午前午後と丸一日、エルモはおとなしくして待っていた。
ピーピー泣くこともなく。
ドタバタはしごを引っ張る様子もなく。
それはまるで、わたしが決心したことが伝わったかのように…。
エルモはわたしの決心を受け止めてくれたんだと二人だけのひそかな感動をかみ締めた。
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by wappagamama | 2010-06-15 13:28