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四日後にはまた合えるのに…


自宅でパソコンと遊ぶのは今週はこれで最後。

 午前中に梱包して発送してもらうので、キーボードを叩くのはこれでしばらくお休

日曜日の夕方にはまた会えるのに…
お別れするのは たった4日間だけなのに…
まるで恋人とお別れするかのようにさみしい…

こんな気持ちは毎年感じていることだったけど、今年のそのさみしさはチョットいつもとちがう。

そう それは Oちゃんのブログが気になるから…
息子を手放してしまったようなさみしさを、ブログでつながっていることで紛らしていた。

こちらからは あえて 直接電話もメールも遠慮していた。
ただひたすら、Oちゃんブログだけを頼りに楽しみにしていた。

日曜日にはまた会えるのに…

わたしもパソコンと一緒に梱包してもらって飛んで行きたい気分…
日曜日にはエルモと一緒に札幌へ発ちます。
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by wappagamama | 2009-10-28 08:11

マイパソコンまたまた空の旅


第4回パソコン講習のため、またまた札幌へ飛ぶわたしのパソコン。

 毎年5月に受け入れていただいていた盲導犬協会でのパソコンの勉強が、今年はわたしの体調不良のためこの時期となった。

 水曜日には荷作りをして発想するのでパソコンともしばらくのお別れ。
Oちゃんのブログが気になるけどこの際いたし方がない。
どうせなら わたしが札幌に着くまで更新しないでほしいな~?
あっ でもでもいいんだ Oちゃんのブログと色々できるように教えていただくんだから…♪

 わたしとエルモも今度の日曜日には札幌へ発ちます。
2週間休業させていただきますのでどうかよろしくお願いいたします。

 去年のお勉強が終了して先生方のお見送りの中、協会を後にしたとき最後に後ろから大きな声で「柿崎さん 来年もまた来てくださいねっ」と声をかけてくださった担当のK先生。
あのときのあのおことばがとても嬉しかったです。
先日亡くなられた佐々木会長の温情の元、道外からの特別受け入れをしていただいたという微妙な立場であるわたしなのに、帰り際に暖かいことばをかけていただいた
ことに気をよくして、再びお世話になります。

 
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by wappagamama | 2009-10-27 05:35

STT普及啓蒙活動 湯沢


 昨日25日(日)は当湯沢市青少年ホームにおいて、秋田県sttc共催でSTT普及啓蒙活動が行われた。

年間全権各地で行われるこの活動は、とかく運動不足になりがちな視覚障害者の健康増進と、会員募集と、地域社会にも広く理解とご協力を広めようとの目的で行われるものである。

 各地で行われているこの活動は、どこでもその都度参加者が増えているのではと思われるほどに、活気が出てきているように思う。

だが ここ湯沢市に限ってその参加人数はよそのどこより断トツで参加人数が少ない。
会員の高齢化と、体育系(?)の会員がいないことにある。
よく言えば理数系の(?)会員の方が圧倒的に多いっていえば適当かどうかはわからないがそうゆうことにしておこ。

そんな八方ふさがり状体のとき、 去年入会してくれた新会員さんから電話があった。
「10月になんか行事があるっていってませんでしたっけ?」と
10月は家業の仕事が忙しくて参加できないかもしれないといっていたので連絡を控えていた。
月末には家業も落ち着いたので、視障協の行事の事が気になって気になってと電話をいただいた。

 お陰で彼女つながりということもあって、今回は3人の初参加者が決定。

 ラケットの持ち方からはじまり、ボールの音に集中してと、一からのスタート。
コーチのSさんの真剣な指導にサポートしているこちらにも熱意がびんびん伝わってくる。

3人の初心者さんもそのうち夢中になり腰が痛いとか寒いとか言ってはいたものの、午後になるとそこそこ格好が付き、終盤ころにはきれいな打球音で結構なラリーが続けられるようになっていた

体育館に二台のテーブル、Aコートは新人さん、Bコートでは常連さん(他支会からの参加者)、どっちのコートも熱が入りお互いのコートの歓声が飛び交う一日でした。
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ボランティア環境がすばらしいと何よりの湯沢の自慢なはずだったのに、今回はあいにくと直前になってボランティアさんが相次いで欠席。
そんな事情をご理解いただいて少しでも視力のある会員さんに手伝っていただくことをお願いしてご協力いただいたお陰で無事一日が過ぎた。

弱視導子が転がるボールを追っかけて体育館を縦横無尽に動き回る。
誘導ボランティアもいないので時としてあちらこちらで軽い衝突事故発生!
ボールパーソン・ボールだし(協議中競技者にテーブルの上にボールを手元まで転がしてやる仕事)・誘導係もすべて会員と審判コーチで行った。
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ボランティァさんがいなかった分、会員一人一人が一斉に力を発揮してくれて椅子に座っている暇がなく、「ひょうたんからこま」的な貴重な一日だった。

 初体験者には普段使っていない筋肉を使ったことで、疲れて養いかと・腰が痛くなってやしないかと心配もあって電話をかけてみたが、久々に運動をしたので今夜の晩酌がおいしいともう 上機嫌になっていた。

この日のためにズックも新調して参加してくれたのに「なんとあれだばなんもおもしぇぐねっけ、あどだばいがにゃ」とでもいわれたらどうしようという心配からは先ず回避(?)。

でもでも 筋肉痛は2・3日過ぎてから現れるからまだまだ油断はできない。
先ずは初体験者のかたがたに、「STTはおもしろい」 と思ってもらえることに何より期待したい。
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by wappagamama | 2009-10-26 18:10

大平 啓朗 Oちゃんのこと「Oちゃんのブログ」

Oちゃんのブログを貼り付けします。

足の数
最近 大好きな『サバ味噌』が食べれて 幸せな おおひらです
 秋田市の跡は、同じ秋田県内の湯沢市に電車でゴトゴト
降り遅れないように 腕を組みながら集中
到着しました、湯沢駅の改札 後に『湯沢の お母さん』になる方と会い方の盲導犬んエルモ君 さてさて FM出演の段取りをしていただいておりましたぁっということで 二足歩行と四足歩行がスタジオへ 色んな足音で、ちょっと静かな駅前を進みます
なぜか 大平の前に出てくる・追い越すエルモ
大平が遅いのかな
@FM スタジオ@
大平-「旅の途中でございます もし よければ この後の市民交流会で お話をしたいです お時間がありましたら ぜひぜひ」
っと 交流会の告知
@交流会の会場@
最終的には、20人以上の方々が、集まりまして 『いもの子汁(里いも入り)』食べ
さらに、ワイワイと 濁点が 大目の言葉が、縦横無尽に目の前をかすめるのです
かすった言葉→理解8割 んー 充分です
大平→1時間話す
全員→集合写真ん撮る
夜に
<続く>
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イメージ 1
なんと 懐かしいごと

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踊りで 筋肉が

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踊りで 筋肉が

イメージ 4
相反する2匹

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相反する2匹

イメージ 6
北海道内ブラブラ

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北海道内ブラブラ

イメージ 8
アイデア工房

イメージ 9
三層にフーフー

Oちゃんのブログ貼り付け終わり








やっと出てきました!Oちゃんのブログに湯沢の記事が!

昨日一昨日とはお泊りのお出かけだったので、パソコンのチェックをしていませんでした。
 只今 Oちゃんのブログをチェックしたら出ていました!
やった~!おっ! 出てる!出てる!
「♪待って 待って 待ちわびて 立待岬の石になろうと…♪」 

青森から湯沢に来るまでの時間の長く感じたこと?…
わたしは待ちくたびれて石になってしまいそうだった…ふふ

いきなりOちゃんは「湯沢のおかぁさん」と言ってくれている。うれしいなぁー
サッソクエルモも登場!
なぜか初対面なのにエルモはOちゃんのそばから離れない。
打ち上げのときも最後までエルモはOちゃんの足に顎を乗せて甘えていた。

最初っからOちゃんは、エルモに対する声がけがとても自然で優しかった。
動物好きのOちゃんの撮影した写真には馬の写真も合った。
それも超ドアップで、飼葉を食んでいる物音を感じて写したというその写真は馬の鼻だけが写っているもの。
それだけでも動物好きなことがよく判る。



ともあれ 今後のOちゃんのブログからは目が話せない。
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by wappagamama | 2009-10-26 12:51

週間福祉情報へまたまた記事の紹介をしていただいていました「さすが 絶賛に値する青年でした」が…

受信日時 : 2009年10月22日(木曜) 16時37分

「週刊福祉情報」 第319号
2009年10月22日(木)
(株)アメディア:http://www.amedia.co.jp/


 先日も取り上げていただき読者数がグッとアップして喜んでいたところへ、昨日の週間福祉情報にも記事の紹介をしていただいておりました。
おかげさまで今回もグッと視聴率アップです

今度は大平 啓朗ことOちゃんのブログとリンクしましたので、そちらのほうへも遊びに行ってみてくださいね。

クリックするだけでOちゃんの大平啓朗 ギブギブゲーム

O-ちゃんのブログへ直行
 ↓  ↓  ↓
おーちゃん BLOGまでハイっていけます。

今 現在は青森の記事が載っていました。
もしかしたら今晩あたり湯沢の記事が載るかもしれません。
Oちゃんが感じた湯沢はどうだったんでしょうね?

わたしの感じた感覚とは違っていたりして?…
キャッハ? もしそうだったらどうしよう?
でもまぁ~ わたしはわたし・OちゃんはOちゃん
そんなところの違いもチョピット興味あるなぁ~?


な~んちゃって もしかしたら 湯沢のばばのところは没になっちゃうかもね?…


おぉ~こわ
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by wappagamama | 2009-10-23 16:40

大平 啓朗 Oちゃんのこと「指パッチン」


 Oちゃんがわたしを呼ぶとき、
Oちゃんが自分の居場所を教えるとき、
Oちゃんがわたしに何か見せたいとき、
そしてわたしに手を貸してもらいたいとき

そんな時いつもOちゃんは指ぱっちんをする
指ぱっちんの音のするほうに手を伸ばせばそこにはいつもOちゃんの手がある

大きくて暖かいその手は全国制覇を目指している若者のたくましい手

沖縄の写真のハンカチを見せようとしたときも、Oちゃんはわたしの手を取って説明してくれた
それもいつもの彼の自然なことばの延長線上

口琴の奏で方を教えてくれるときも、Oちゃんのその手は自然にことばと同調していた。

お別れのときOちゃんは最後の指パッチンヲシタ。
反射的に手を伸ばすとOちゃんは強くわたしの手を引き寄せた。
そしてその両手はわたしの肩に巻きついた。
「ギュッ」と抱きしめながら「おかあさんありがとう、行ってきます」と…
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by wappagamama | 2009-10-22 15:25

大平 啓朗 Oちゃんのこと「湯沢の思い出」


 たった一日だったけど…。
たった一晩だったけど…。
たった一回の出会いだったけど…。

Oちゃんは湯沢の町に大輪の花を咲かせて行った。
湯沢の人々の心に一厘の花を咲かせてくれた。

そんなOちゃんの口から出た湯沢の思い出
「こだま」の会長さんの、朗読ボランティアに対する気持ちがとても素敵だと
僕が長期滞在できたら機会の使い方を教えてあげたいけどね、と…。 

車椅子から降りた女性が、僕のそばまで来てくれたときは嬉しかったな~!
あの方がきっかけで、みんな集まって写真撮ったんだよね。

僕の白杖とエルモを交換して夜の街を歩いたこと…
エルモと歩いた思い出は忘れられないよ。

いつも自然に出てくるOちゃんのことばは、まことのことば。
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by wappagamama | 2009-10-22 09:15

大平 啓朗 Oちゃんのこと


 ふれあいセンターでの出会いが終わり、原減らしに卓球の練習に付き合ってもらった。
といえばかっこつくかもしれないが、実は次のスチェーションに迷ったからである。

いつものように練習の手伝いをしていただいている、スタートラインの荻田さんにご紹介かたがた話が広がるのではとの目論見もあった。

 不登校・引きこもりなどの子供たちのお世話をしている荻田さんとも、時々語り合うことがあるが、荻田さんの考えている思想と、現実のギャップの大きさに押しつぶされてしまうのではないかと思うほど、彼は真剣に取り組んでいる。
四方八方行き止まりなどと話すこともあるので、ぜひ荻田さんにもOちゃんに会ってもらいたいと思っていた。

 だが、時間が大幅にずれ込んでしまったこともあって、チョコット練習をしただけで打ち上げ会場に移動。

 そこでは、沖縄で写した写真のプリントをしたハンカチを見せてもらったりしながらまたまたお話は広がった
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 アルコールの勢いでもう一軒、そこではOちゃんもカラオケも披露してくれたり、その場出であったわたしの知人たちがOちゃんの写真を買ってくれたり、とみんなに幸せの輪が広がった。
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気が付いたらその場のお勘定はその知人がすでに清算済みだった。
そんなふうにして、Oちゃんはどこへいっても周りの人の心をとりこにした。


夜の湯沢の町に一厘の花を咲かせて、帰宅したのが夜中の11時過ぎ。
遅くなったからもう寝るのかと思ったら、車で迎えに来てくれた我が家の息子と乾杯しなければいけないと、寝てくれるどころの話じゃない。

 実は我が家の息子もいつもこの時間帯から晩酌を始めている。
鶏の白レバー炒めを作っていつものように晩酌をやろうとしていたところへの、わたしからの迎え頼むの電話。
もう一分遅かったら飲んでしまっていたかもと、 グッドタイミング。

秋の夜長を語り明かしたこの不思議なカップル。
ここでも次々と飛び出すOちゃんの冒険談。

 今 チョットだけ生ぬるい生活をしている息子にとっても、Oちゃんのことはかなり刺激的に写ったことでしょう。

 サイドボードにしまっておいた取って置きの「泡盛」を取り出して、ブレンドしたり割ったりしながら3人の会話は果てしなく続いていた。

時折 ドイツ製の楽器「口琴」(こうきん)を奏でながらエルモと会話していた。
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人のやることはなんでもやってみたいわたしは、すぐに真似をしてみたがなかなか思うようにいかない。
長いたびの途中なので疲れやしないかと心配でもあるが、この不思議な時間をendにするのはおしい…。

明日があるからもう休みなさいといっても、ほとんど耳に入っていない様子。

そのうち、息子が台所でごそごそやりだした。
もう3時過ぎてるよ、いくらなんでも腹減ったべ」といいながら、有り合わせで作ったと思えるマーボー豆腐が出てきた。
そういえば、さっきから Oちゃん栗の甘露煮をつまんでいる。
お腹すいてたんだ? ごめんごめん

ま でも 息子が用意してくれたマーボ定職(?)が出てきたことだし、わたしはこの辺で休ませてもらおうっと。
又明日ね おやすみ~
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by wappagamama | 2009-10-21 15:26

大平 啓朗 通称「Oちゃん」のこと


 頭の中がOちゃんのことで一杯になっているわたし。

あのことも書きたいこのことも書きたいと、今 わたしの頭の中は、Oちゃんのことで竜巻状態。
18日(日)午前9時48分に湯沢入りしたOちゃんは、大きなバックをかかえて予定通りわたしの目の前に現れた。
そのときわたしは正直言って、彼のことをどんな顔して迎えたらいいのだろうと心の片隅に整理がついていない部分が残っていた。

 迎えるからには、快く今日一日楽しく過ごしてもらおうと平常心を装っていた。

駅から徒歩4・5分くらいのところで先ずはFMユートピアまでパーソナルティーのTさんの案内でスタジオ入り。

収録が開始され パーソナルティーから紹介された後、彼の話が始まった。
すぐ横で彼の生の声を聞いていたわたしは、次に自分に振られることも忘れて聞き入ってしまっていた。

 「すごい青年だ」とあっけに取られていた。
そのお陰で自分の番になったときには、何をしゃべったのか覚えていない。(わらい)

収録が終わりその足で岩崎のふれあいセンターへ。
そこでは朗読ボランティア「こだま」と利用者の交流会が開催されることになっていた。
全国制覇の旅の一箇所としてわざわざ湯沢に立ち寄ってくれたOちゃんのお話を、独り占めにするのはもったいない、少しでも多くの人に聞いてもらおうと、その交流会に参加させていただくことになっていた。

折角のチャンスだからと思い、ひまわりの会のメンバーにも声をかけた。
「こんな青年がくるんだけど、興味があったら来てみない?」とかけた一本の電話から、ぞろぞろと6・7人が参加してくれた。
いろんな思い出ここまで漕ぎつけたこともあり、そのひまわりの会の参加はわたしにとってとても心強くうれしいことだった。

 手作りの湯沢名物「芋のご汁」をご馳走になったあと、Oちゃんの全国一人旅のお話が始まった。
 沖縄の海ではじめて経験した、スキューバーダイミング。
ボンベの重さで体が仰向けになってしまうこと、酸素を取り入れるための口にくわいているものが外れたら大変と、死ぬ思い出かみ締めていたこと。
白杖とカメラを持って海中遊泳。(?)
魚を写したかったけど、写っていたのは珊瑚だけ…。

今度はスカイダイビングをやってみたいとか…。
(おらも もしこしわぎゃがったら そんたごどもやってみでぁがったんだけど…」

珊瑚や自然の生物の死骸からできているので、真っ白でサラサラなきれいな砂浜。
そこに愛棒(白杖)を立て帽子をかぶせて地平線を移した写真。
砂浜の触感・波の音・海のにおい・太陽の日差しなどを全身で感じながら写した一枚の写真。

 晴眼者が確認するとその地平線は斜めになっているとか…。
でもその斜め具合がなんともいいんだな~?とか…。

「また この写真はいいよ」といわれても、それが自分の心に残っていないものだとしたら、自分的には没なのだそうだ。

その時々の自分の感覚で感じたものを被写体としている彼の写真には、必ずコメントか 「詞」がついている。
自然な心で自然と接し、自然な心で人と交わり、自然な心で動物を愛し、自然な心で自分をさらけ出している。
ほんとに「まっさらな心の持ち主である。
だからこそ、見る人聞く人に感動を与えるのだと思う。

少しでも邪念を持って接していたわたしなんかも、今は盲すっかり彼のとりことなってしまった。
次回へ続く
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by wappagamama | 2009-10-21 11:04

さすが! 絶賛に値する青年でした


前回の記事は削除してしまいたいとおもうほどに、一夜 明けた今は大きく意識改革されてしまった。

 穴があったら入りたいと思うほどに彼に出会う前のわたしと、今のわたしは何かが大きく違う…。

今だから話せるが、つい前日までわたしは彼を誤解していた。

数日前の彼の電話に対して、わたしはひどい暴言をはいてしまった。
チョットシタ連絡ミスの食い違いでわたしの怒りのスイッチがはいってしまった。

紹介者である 箱館のTさんとSさんは、当日どうなるだろうとどんな二価心配したことだろう。
その他ボロッと愚痴をこぼしてしまった方へ ごめんなさい。


 一日行動を共にして、夜は夜ではしご酒。
真夜中に帰宅しそれから又息子と3人で3時過ぎまで語り明かした。
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語っても語っても、聞いても聞いても聞きつくせないほどに話は沸いて出る。

 白杖を頼りに、自分の足で歩き、視覚以外の四感でそして心で感じた実体験だけに、その話の内容は聞くものの心を打つ。

そして、 話の合間に時折「ムックリ」(口琴(こうきん)のような音を奏でてエルモと会話している。
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スケッチブックの寄せ書きを見せてもらいながらの息子との会話も弾み、エルモの代筆で寄せ書きをしている。

 妹の沖縄土産でもらっていた「泡盛」、後生大事にしまってあったものを取り出して、尚も若者たちの世界は広がっていった。

「 あとはエルモの肉丘「にくきゅう)をぺったんこと、おかあさん「このころにはもう わたしのことをこうよんでいた)に一言書いてもらえばOK」
彼はわたしに寄せ書きをねだるが、わたしはそれを承諾するほど言葉が見つからずにいた。
朝までスケッチブックをしまわないでいたのに結局最後まで彼の希望を果たしてあげることはできなかった。



 メチルアルコールを飲んで重篤な状態から脱出したときには、完全に失明していたというそのOさんは、そのショックを感じないままに、新たな人生のゲームがはじまったと思ったという超人。

しかも、もしかすればこれは今まで自分が経験したことのない、面白いゲームが始まるのかもしれないと…。

 「なわけないだろう…」と思っても不思議ではない。
強がりを言っているとか・見栄を張っているとかと思う人もいるかもしれない。

だが  たんたんと言葉を飾ることもなく、話す彼の口から出るのは、こうゆうことだった。

 昏睡から目覚めたとき、ベッドの周りにいる人々、毎日毎日見舞ってくれる人々、それが何日も何日も続いていたとのこと。
そのことに「自分はなんて 幸せな人間なんだろう」と不幸と感じないで幸福と感じたというその人間性にまず驚かされた。

自分の立場に置き換えて考えたとき、先ずは失ってしまった視力にショックを受けどん底に落ち込むのが普通ではないかと思ってしまう。

 だが 酒を飲み交わし、本音で語り合うほどに、そんな彼のいっていることが純粋な心から発している言葉だとすぐにわかった。

 まるで彼の心の中には神様か・ようせいでも住み着いているかのように、きれいなこころの持ち主であることが感じられた。
と同時に、彼のことを何にも知らずにただ感情的に怒りをぶっつけてしまったことに心からお詫びを言いたい。


そして、話の中で 盲導犬と歩くことは考えていないのかと聞いてみたが、彼はあっさりとこう答えた。
「自分の身の回りのことだけでも大変なのに、盲導犬のお世話のことも考えればわたしは杖のほうがいい。わたしよりもっと必要としている人にもらってもらったほうがいいから…」
自然な気持ちから出た言葉は、私の胸に染みた。

 私から見たら、彼こそその適任者ではないかと思うが、その毅然たる姿勢には言葉が出なかった。
そして、自分自身、盲導犬貸与に値する人間なのだろうかと、チョット肩がすくむ思いがした。

 朝風呂に入り、炊き立てご飯とせりと溶き卵の味噌汁・もってのほかのおひたし・ぼだっこ・梅干・いちじくの甘露煮とごく簡単な朝食。
猫舌の彼はふーふー言いながらおいしそうにほおばってくれた。
食後のコーヒーを飲んだ後、またお別れの口琴(こうきん)を奏でながら、エルモにさよならと…
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by wappagamama | 2009-10-20 07:42