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チョットうれしい話


 先日、秋田市にて 秋視協の文化祭が行なわれた。
毎年参加していたが今年は欠席したわたし。
当日のお昼過ぎ、一本の電話がかかってきた。
友人からのその電話のバックにはにぎやかな雰囲気が伝わっている。
ソの電話は「なーんとすばらしな、あなたの出品した「詩」はすばらし、 選者がほとんどの時間をあなたの詩の品評に時間を書けたよ」と言いながらその詩の一こまを大きな声で暗誦しだした。

わたしは「本人がいなくともわたしって決行存在感があるんだね」と笑ったら、
「なんも それだばだめだ やっぱり本人がいにゃばだめだ、おめどさも聞かせでがったー」と言っている。
そういえば最近、こんな風に嬉しい事を言われた事が無い。
仕事以外に関して、あっちこっち首を突っ込んでいるが、やってあたりまえ、と言う雰囲気が普通に成っている。
ジブンノした事を こんな風に評価されることの 心地よさを久々に味わった。
今のわたしにとっては、何より嬉しい清涼剤となった。

はんずがしながら、その詩をここに貼り付けします。

^^^ここから貼り付け^^^

「     アル晴れた秋の日に」

気高くも美しい駒ケ岳を
私の手を取って優しく教えてくれた人
その人は「私の娘も病気で目が見えなくなったの…」と
悲しげにつぶやいた

ある晴れた秋の日に
湖面に写る駒ケ岳が
モーターボートの波しぶきで消えたと教えてくれた人
私の目を案じてそっと手を添える


ある晴れた秋の日に
青く澄んだ湖面に
赤とんぼが飛んでいると教えてくれた人
娘を思う親の切なさが胸にしみる


ある晴れた秋の日に
紅葉の頃また来ようねと優しくささやいてくれた人
私は「私で良かった 娘でなくて・・・」と
心が救われる


ある晴れた秋の日に
まだ病室に居るというその人の娘さんに
私は心の中で呼びかける
「ガンバッテネ・・・」と

                   おわり      
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by wappagamama | 2008-10-23 15:08

ムメノさん 第五話



 ムメノさんの昔の話は、わたしの記憶があいまいな点や、感じ方が人それぞれなのでわたしの感覚で表現したものである。
このふたつの話だけを聞けば、ムメノさんの長男はただの白杖ものにしか伝わらないかもしれないが、実は、晩年ムメノさんが痴呆になり、家族での介護が大変な状態となったとき。
周りの者たちが施設へ入れることを薦めたが、頑固としてそれを拒否した長男だっタ。
その長男の嫁が言うのには「この親子は一卵性親子だから 絶対手放せないよ」と言った。
痴呆による暴力や・夜中の徘徊・排泄の苦労も全て家族で介護した。
その長男いわく「やっと上手にしめしとっきゃが出来るようになったば死んでしまった」と…。
ピッカピッカの新しい豪華な仏壇に収まったムメノさんは、そんな息子家族に「ありがど ありがど」と言っているのだろうと思う。
それが親孝行の定義なのかどうかは人それぞれだとは思うが…。

 でもわたしは、ボケたり死んでから、あわてて親孝行してもらうよりも、せめて生きている間に人間としての尊厳を真面目に考えて欲しいと、息子に伝えた。
でもほんとはそれが一番むずかしいことなのかな?…

●「ムメノさん」シリーズは、一旦これで完了しました。
何時の時代も親子とは永遠の課題です。
良いときも悪いときもその思いは倍増します。
それはわたしがこんな性格だからなのでしょうか…
end   
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by wappagamama | 2008-10-22 20:43

ムメノさん 第四話


一つ屋根の下で暮らしていて、意思の疎通がうまくいかなかったらこれほど苦しいものは無い。
しゃべらなければお互い、相手の気持がわからない。
色々アプローチを試みた。
借家としてだったらと言う事で、条件に近いところを探してくれるようになった。
わたしの母 ムメノさんはおそらく、わたしのように抵抗することもなく、自分の気持を相手に伝える事もなく、長男に言われるがままに、余生を送って死んでいったのではないかと思う。
ムメノさんは純粋で素直で欲のナイヒトだったから…

 その娘であるわたし妙子といえば、そんなムメノさんより繁蔵さんのほうの血筋が
濃いようだ。
こんな事を書いていて気が付いたが、わが息子がそのムメノさんの血を引いているように思う。
妙子只今64歳、あと数ヶ月で65歳になる。
まだまだ夢が捨てられない。
まだまだやることが一杯アル。
出来ることなら、死ぬまで夢を紡いで行きたい。
そのうち必ず自分から断念しなければいけないときが来ることはあきらかなのだから、その時が来るまで、悔いのない人生を送りたい。
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by wappagamama | 2008-10-22 20:42

ムメノさん 第3話


過ぎし昔のことを蒸し返して、今更とやかく言うつもりでこんな事を書いているのではない。
そんな昔の事を思い出したのには実は 自分のことと重ね合わせてしまったからである。

 今私は、ひとつの夢を抱いている。
現在住んでいるところは、営業と生活空間の両方の条件を満たしていない。
いろんな面で無理がタタッテ我慢の限界である。
現在のところで引退後の老後を迎える事は考えられない。
現役で働けるうちに、落ち着ける住まいを見つけて移りたい。
もう少し環境の良いところで、思いっきり仕事がしたい。

わたしのこんな夢を、息子にわかってもらうチャンスを見出せないままに、自分の気持だけが選考してしまっていた。
あせる思い出実行に移そうとしたが、息子との間に基本的な考えに違いがあった。
中古物件を買いたいと言うわたし。
買うつもりはないという息子。
意見は真っ二つに分かれてしまった。
お互いの腹の中が判らないままに暗いムードが漂った。
以前の記事が書けるようになるまで、長い時間がかかった。
患者さんたちにも随分ご迷惑をおかけした。
でも 今マタ元気で仕事が出来るようになったのも、患者さんたちからの強いラブコールがあったからこそである

第4話につづく
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by wappagamama | 2008-10-22 10:09

ムメノさん 第弐話



その入れ歯の話と、時期的間径がどうだったかは忘れてしまったが、ムメノさんのが砕かれた話がもうひとつ。
一生のうちに一度でいいから指輪をはめてみたいと、年老いても女ごころは夢を抱いていたムメノさん。
娘A枯に相談して買ってもらおうと話が弾んでいた。
幾つに成っても女は女、裕福な家に生まれて育っても、嫁いでからの半生は厳しかった。
が 育ちのいいムメノさんは、持って生まれたのんきな性格が候をなし、悲壮感にちひしがれる事も無く、決行のんきな生活を送っていた。
最愛の旦那繁蔵さんが亡くなった後は、その繁蔵さんが残してくれた遺族年金と、本人の年金の収入で、決行裕福に暮らしていた。
が、世間知らずのムメノさんは贅沢をすることさえ知らず、ひっそりと長男家族と暮らしていた。
そんなムメノさんが始めて言った贅沢。
それが「一生に一度でいいから指輪をはめてみたい」ということだった。
女である娘たちは幾つに成っても女は女だね、夢を叶えてあげようよ、と異口同音に
賛成した。
勿論ムメノさんにはそれくらいのゆとりはあってのことだったので、早速話を進めて
いた。
そこへまたもや長男の一言がムメノさんの夢を砕いてしまった。
「ホッホー おめだ その年に成って指輪でガ? がんおげまで持っていぐ気が?」
同居している息子にそこまで言われたら、指輪などと思ったことのほうが恥だと感じ
てしまったムメノさん。

長男は長男の考えがあって言ったことばなのだろうか?
男には男の考えが会って言ったことばなのだろうか?
自分の発したことばが、それほどまでに人の心を左右するとは思わずに言った事なのだろうか。
その真意を知ろうとしたら、ややっこしいことになるのは目に見えている。
ムメノさんがおとなしく気持をひいてくれたことをよい事に、娘であるわたしたちもムメノさんがそれでいいんだったらと、当たらずさわらづにしてしまった事が今でも悔やまれる。

わたしがもしその時の息子だったら、どうしただろう?家庭の事情は色々あるだろうが、せめて残された老後を、イクバクモ無い余生を、せめてせめて願いを叶えてあげられなかったものだろうか。
そんなムメノさんに、娘としてわたしは、何もシテあげられなかった無力さに、今でも悔いが残る。

 第三話につづく
 
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by wappagamama | 2008-10-21 19:16

ムメノさん 第一話


 わたしの母 ムメノさんの8十歳前後の頃の話。
歯ぐきガやせて入れ歯が合わなくなりガタガタになってしまった。
当然物が食べにくくなり、ムメノさんは苦労をしていた。
まだまだ健康で食欲も大勢なのに、不自由な生活を虐げられていた。

 ムメノさんは物事を決めるのにかなり難儀する人だった。
悩んだ結果、歯医者に通って直してもらおうと思い、そのことを長男に話したところ、「ホッホー これがらかねかげで 入歯直して何年生きる気だっけな?」と言われたとしょげていた。
ムメノさんにとっては、長男のその一言は重く心に残った。
勿論その一言で歯医者通いは断念した。

  その後薬局で相談して色々試したが、どれもこれもムメノさんにとっては納得のいくものはなかった。
最終的に行き着いたところは、入ればにテッシュペーパーをはさんだという、なんとも悲しい現実がかれこれ20数年も続いた。
笑えない現実の笑い話である。



● この「ムメノさん」の記事に関しては、わたしの記憶違いや思い違いもあろうかと思いますが、わたしの感覚で受け止めた記憶です。
もし間違っていたり、不愉快な思いをされた方がおりましたらお許しください。
このシリーズは何回かに分けて発信します。
最初の内容と次々の内容が変わっていきますので、最後までご覧いただく事を希望いたします。
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by wappagamama | 2008-10-21 19:02

アロマセラピー


 気持がこんなときは、なるべく外に出ないで家の中でおとなしくしているべし。
と言うよりは、外に出るのさえおっくうになってしまっていた。
が あることがきっかけで少しずつ詰まっていた煙突のすすが払えて風通しが良くなってきた。

 なんでもかんでも我慢して自分で抱え込んでしまっていたが、「いやなものはいや」と自分の心を外に吐き出したこと。
それはブログ上にだったり、不参加の態度で拒否したり、メールで相手に伝えたり、はたまた電話だったり、そして相談したりと無意識のうちに脱出を試みていた。
それに対する反応は様々。
当然以前よりストレスが大きくなったものもあるけど、気が付けば99%はよい方向に、むかっている。
こんなことを書けば、「相手は迷惑だよな」と言う人もいると思う。
そりゃそうだよね、いつもだったら無視してやり過ごしてきた事を、突然意思表現をしたのだから、相手はビックリした事でしょう。

 でもほんとうは貯めておかないでその都度チョクチョク小出ししていた方がいいのかもしれないけどね。
でもそれも性格なのだから仕方がないんだよね。

詰まった煙突からの脱出その…?
ラジオを聴いていてキンモクセイの話題が良く出ていた。
が 最初の頃は「あー 今年もまた キンモクセイの季節になったのかー?」くらいで聞き流していた。
ところが、ある日突然、そうだ!家中をキンモクセイのかおりで一杯にしよう!と思ったら矢もたてもならなくなり、植物園に問い合わせてみた。
「今日入荷しました」と言うので、早速ヘルパーさんに飛んでいってもらった。
ヘルパーさんがかえってくると同時に、家中キンモクセイのかおりで充満!
「あー なんでもっとはやく気が付かなかったんだろう…?」
玄関の外と内側にそして治療室にと、わたしの気分も充満!
これぞほんとのアロマセラピー
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by wappagamama | 2008-10-16 06:00

さっきのつづき


  数日前、集金日にいつもの職員さんが来てくれた。
それまでは手続きは順調に進んでいた。
たまたま今日は、いつもの積み立てのほかに別口で、手持ちの現金を預金通帳に入れて欲しいと頼んだ。
が その職員さんから返ってきたことばが「通帳がねば いれられにゃ」といっている。
うっそ? アレッ? おっかしいな~? ほんと? わたしの目が一瞬点になった。
確かに会員はしてもらったけど、通帳の再発行はしてもらっていない。
でもキャッシュカードがある。おかしいなとおもいながらもプロの言う事だし?…。
「じゃ すみませんが 通帳の再発行をしてもらえにゃンしぎゃ?」と頼んだ
そこでまた職員さんから返ってきたことば「う~ん? 再発行はむずがしおんな~~」とのこと。
「!!!!!」

  確かに、わたしの場合代筆をしてもらわなければ手続きはできない。
その都度拇印を押さなければいけない。
だから面倒な作業であることは確かだ。
一般のお客よりは手数がかかる事は確かである。
やってもらっているこっち側も、「お手数をお掛けして もうしわげにゃんしな~?」と言う思いがいつもこころにある。

 困ったな~と思っているところへ丁度、息子が来た。
通帳がなければ預金ができない事、通帳の再発行が難しいとのことなので、窓口まで行って来てくれないかと息子に頼んだ。
それを聞いていた職員さん。
あ~ 大丈夫だんしよ、入金でぎるんしよ、再発行もこっちでやるんしがら」とのこと
「???、!!!」
?」「エッ?! でも今だめだっていったんじゃなかったっけと言ったわたしに「うううん なんも なんも でぎるんしよ」とけろっとしている。
「 な ななんじゃこりゃ!?」
わたしに言った事と、息子に言った事が違う!
しかもことば使いもため口から、普通の営業くちに変わっている。
なんなんだこの手のひら返しは。
あっけにとられていたさすがのわたしも、ムカッと来た。

だが かなしいかな、こんな理不尽な事をされても、その場はグット我慢しちゃうという癖が付いてしまっているわたしは、その作業が終わるまでじっと我慢した。
そして、その職員さんが帰った後、頭の中に様々な事が駆け巡った。
いつもめんどくさそうに作業をしているのがチラチラ見受けられた。
営業マンとしてのマナーがなっていないと時々不愉快な思いをしていた。
前回の新規積み立てのときにも、いつもの6割増で積み立てを設定した。
近いうちにお金の必要とすることがあるかもしれないと思ったので、チョット無理をしてでも、頑張ってみようと思ったからである

ところがその職員さん、不思議そうにして、「こんたにむりしにゃくったってえんしど」「いつもの金額でえんしど」
「ほんとにえなだぎゃ」
「今まで通りでえんしど」と それはしつこいと思うほど何回も繰る返した。

契約者はわたし。
金額を決めるのもわたし。
なはずなのに、なんナノこの人は。おっかしい人と思ったが、深く考えないようにしてその場を通り過ごした。

  今回そんな不愉快な事があった後、そのことも蘇った。
色々考えているうちに、無償に腹が立ってきた。
過去にも様々な不愉快な言動があったが、よいように解釈しようと、自分に言い聞かせて我慢してきた。
仕事に対する誠意が伝わってこないどころか、明らかに面倒くさそうにしているのがわかる。

 この人は、どんなつもりでそんなことを言っているんだろうと、不思議でたまらない。
そんなことをいわれたほうの気持など、微塵も考えていないのだろうなと思う。
だとしたら、今後もこのようなことがあるかもしれない。
 

 冗談じゃないよ! なんでわたしがあんたにこんなこといわれなきゃいけないの
よ!
と思ったら、本店の責任者に電話をしていた。
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by wappagamama | 2008-10-15 17:45

渦巻きに巻き込まれた話


 患者さんからいただく報酬の一部を、ささやかながらも毎月積み立てをしている。
それは、治療に使用する鍼・灸・その他消耗品などを仕入れるための資金として。
そして緊急の場合の予備費として。
それと、旅行や活動費として。
使用目的が目の前にぶら下がっているので、短期間の積み立てである。
これも、金融機関の職員さんが定期的に、集金に来てくれるからこそできている事である。
引き出し貯金をしていて、そのうち自分で銀行に出向き、貯金しようなどとしてもそれはかなり、ほとんど無理な話である。

 最近物忘れが激しくなり、それに使っていたハンコと通帳が見当たらない。
長期旅行で留守にするため、いつもと違うところにしまいこんだような気がする。
一時期 引越しモードに入っていたので、片付けをしながらその紛失物も一緒に探していた。 
ない! どこにもない! こんなに探しても出てこない!
そのうち何処からかひょっこり出てくるだろうと思い、取り合えず改印してもらうことにした。
いつものようにまえおきが長くなってしまったが、本題はこれからである。
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by wappagamama | 2008-10-15 17:25

渦巻き


ひとつのことがうまく行かなくなり、つまづき 精神的ショックを受けると、次は身体的不都合が発生する。
そのショックとやらが、自分にとって大きくて期間が長ければ、その分心身のダメージが大きい。

大きな障害と共に生きてきた、今までの人生。
それは並大抵の苦労と努力無しではここまでは来れなかった。
そしてその苦労と努力の裏側には、あきらめることも大切だと言う事をいやっというほど思い知らされてもきた。
世間の無理解や・認識の無さや・偏見による屈辱も数限りない。
傷つくのが怖ければ、そのような場面に自分の身をおくことを出来るだけ避けて生きて来たはずだ。

 だがなんの因果か、わたしの場合そんな苦労が肥やしとなってづぶとい人間にと成長してしまった。
そして そのづぶとさと同じくらいイヤ それ以上に、人の心のひだまで見えるように成ってしまった。
こんなことを言ったら敬遠されるかもしれないが、自分でも不思議だと思うことがチョクチョクおきる。
ま ある程度は誰にでもあることだとは思うので、それはそれとして…。

 前々回の記事の文頭で、「ダイサッカイ」という事を書いた。
漢字がわからないのでカタカナにしたけど、ダイサッカイが最悪ならば私の今は、次の「サッカイ」くらいなのかな~?
と思うほどひとつの大きな問題のほかに、それ以外の関係のない周りのことまでが、
渦巻きのように次々と巻き込まれてしまう。
今まではそれくらいのことは大抵我慢したり、無視したりしてやりすごしてきた。
平常心のときにはやりすごせたことも、気持がマイナスになっている時には、「なんでわたしがこんなことまで我慢していなきゃいけないの」と言うきもちになってしまう。
「今は気持が一杯一杯なんだから、せめて他のことには自分の気持に正直にさせて」と言う思いだ。

 そんなわたしの「サッカイ渦」に巻き込まれた、最近の出来事を次回の記事でお話させてください。
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by wappagamama | 2008-10-14 14:11