「視力障害とパソコンに出会ったあの時からのわたし」というタイトルを頂、そのタイトルに合わせた内容のお話を用意して言った。 まではよかったが、良く考えるとそのタイトルはそのイベントの主旨とは大きく違っているようにおもう。 最もそのイベントの主旨や目的、どんな人たちがかかわっているのかは又聞きした程度にしか把握していない。 そのうちうちあわせでもあるものと思っていたが直前に成っても何も音沙汰が無い。 仕方がないからせめてイベント内容だけでも把握しておきたいという思い出、主催者側にそのチラシとやらをメール送信していただいた。 ところがそれが「エクセル」できているので、わたしの音声パソコンでは開いてみる事は出来ない。 今まで参加してみた経験から、その会場の雰囲気がなんとなくわかるが、でもそれは一箇所に座ってただパソコンを操作していればよかった。 そして 周りに寄ってくる見学者たちに説明をしていればよかった。 なので 行けばどうにかなるでしょ? ぐらいの気楽な気持もあったことは確か。 いよいよ開始時間間近、司会者の開会の挨拶に続きその後スグわたしの出番。 司会者から紹介があったがその紹介の内容が「エ?」 と耳を疑うような内容。 一つの不安剤量をここで発見。 おかしいとおもっていたことが…。 そういえば普通何処から頼まれても「ある程度本人の経歴を紹介されるものだが、今回はそれが全く無い。 「トピアの柿崎さん 宜しくお願いします」と司会者から告げられただけ。 「エッ? わたしはトピアの柿崎さんだったの?」と不思議な気持で渡されたマイクを受け取った。 が、会場はざわついている。 こんなにザワザワした会場でお話をするのははじめて。なんだか落ち着かない。 静かに成ってくれるのを願って大きな声で「皆様おはようございます?」と第一声。 反応は鈍い。 音だけでそこの雰囲気を確かめているわたしにとっては、ものすごくやりにくい。 やはり場違いな処へたっている感じがして落ち着かない。 話を聞いてもらいたいという、無意識な思いから、声のトーンがズーット下がらない。笑い 半分くらいの時間が経過した廊下、後ろからそっとわたしの肩の向きを変えた人がいる。 ズーットあっちゃむいでしゃべっていたようだ。ゲッ! マジカヨ? なんでこうなるの? そういえば、 始まる前に 正面がどっちの方向なのかを、教えてもらウのを忘れていた。 でもまー 会場は相変わらずザワザワしているからみんなそれぞれ何か勝手な事をやっているのだろうと気にしない事にした。 だが何故かわたしの話は延々と続いている。 最後に折角だからとおもい、イベント内容にちなんだ東洋医学の経絡治療の話までぶっつけちゃいました。 どうせ聞いている人はいないだろうと思って勝手にしゃべっていたら、ポンポンと背中を叩かれ「時間ですだご」 何とかなるべ敵な気楽な考えでは、ダメだってことが証明された一日でした。 今回は 車椅子ダンスのメンバーも一緒だったということもあり、なんとなく雰囲気に流されていた部分もあって、自分のポジションをシッカリ把握していなかったという不安感が的中してしまったと反省点沢山! 沢山! それにつけても、車椅子だんすのO先生はさすが、その話が持ち上がった頃から事前に練習を繰り返してくれていたという事と、車椅子の調達やパートナーの特訓などもしてくれていた事。全戸に配布されたというそのイベントのチラシ内容を熟知し会場の下見までしてくれていたことに、改めて感謝したい。 車椅子ダンスのメンバーとあわせて総勢9名。 全般のわたしの講話で盛り下がった分、車椅子ダンスで大盛り上がり! なんとかなるべ敵な無責任なやり方と、きちんとその時のことをイメージして、こころ準備が出来ているのとではこれほどまでに大きな差が現れる事を証明されたいい経験でした。 追伸 世の中目まぐるしく忙しい人ばっかりなので、ひとつのことにジックリ時間とこころをかけているゆとりがなくなっている現状。 なんとかなるべてきな軽い気持で、あっちこっちへ首を突っ込んで、どれもこれも中途半端なことをしているような自分2気が付く事があります。 最近はそのようなことがないように、意識して大分整理しながらやっていたつもりだったが、もう一度自分を見直してみるよいきっかけとなりました。
by wappagamama
| 2008-09-07 10:39
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