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ひまわりの会 初の定期総会をおえて


 去年の8月に産声を挙げた「ひまわりの会」
本来ならば8月で丁度一歳のお誕生日となるのだが、先日設立以来始めての第一回目の総会を開催したので、その日を持って満一歳のお誕生日としましょう。

 このひまわりの会が発足したきっかけとなったのは、「ユニバーサル車椅子ダンスパーティー」
共同の町作り運動として秋田県の企画に応募した、湯沢市のNPOの方々の企画書が、その主旨に基づいているという事でみごと採用されたのである。
市内で長年にわたって、色んな福祉活動を行なってきておられる方々が、そのメンバーと成っていた。
ソノメンバーの中のひとつのグループがわたしのパソコンボランテァさん。
秋田県南支援市民ネット NPOトピアさん。
このトピアさんのことに関しては、以前にも何回かご紹介した事があるので、ここでは省略させて頂きます。

 その共同の町作り運動に当たって、いよいよ具体的な話し合いということでワークショップが開催された。
ソノ段階ではまだ共同の町作り運動を立ち上げたNPO団体のメンバーばかりだった。
そこへわたしが参加できたのは、NPOトピア理事長からの、お誘いをいただいていたからだった。
それまでの理事長とのお付き合いの中で、お人柄とお考えに常々感銘を受けていたこともあり、喜んで参加させていただいたのだった。

 はじめてワークショップに参加した日、「アレ? なんだかおかしいな~?」
市民活動をしている人たちと、障害を持った人たちが一緒になって何かを企画し目標に向って活動する事が目的だと聞いていたのに…。
その日ワークショップに集まった人々は、全員市民活動をしている健常者。
障害者はわたしひとり。
最初の企画の段階から、障害者も一緒だと思っていたのに、なんでわたしだけなの?
聞くと、ある程度目標を決めたあとで、障害者にも参加してもらうつもりだったとのこと。
ソノ時点でわたしはひとつのバリアーにぶつかってしまった。
それだったら、今までの何処かでお膳立てをしたものに障害者がお客様として招かれるというパターンと何ら代わりがないのではないかという疑問があった。
更に疑問を感じている事を問うてみたら「知的・精神障害者は無理」ときっぱり言い切った。
同じ障害者でも色んな段階がある。
みんなと交わって楽しめる軽度の人だっているはずなのに…。
障害者を一派一から目にしているものの考え方に、これは一筋縄ではいかないなと思った。
そこには、知的・精神障害者のサポートセンター親の会のメンバーも同席していた。
わたしのその発言に対して、むしろ戒めを受けたようなむなしい思いをしたことを思い出す。

 何もかも一遍に新しくなり改革されると思ってはいけないんだと、自分の心にブレーキをかけ、ひとつひとつ歩み寄って、理解しあって行かなければ行けないんだと自分に言い聞かせています。

 こうやって、何回目かのワークショップで、車椅子ダンスをやろうという事になり、ソノ時点で始めて障害者に声をかけたと結う事になります。
しかもその障害者に声かけをする役目がわたし。
身障協会に所属しているという気楽な気持で買って出たのだったが、これまた大変な間違いをしていた事に後に気が付いたわたしでした。

「ひまわりの会のお誕生日」にたどりつくまで、チョットトンネルに入ってしまいました。
続は次回に回します。
by wappagamama | 2008-05-31 16:32
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