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鳥海山からの贈り物


鳥海山登山では晴天のもと、大自然を思い存分満喫し、友人たちの熱い思いを全身で受け止められた一日でした。
これだけでも鳥海山から頂いた贈り物はこの上ないすばらしいぜいたくなものだと思っていました。
エルモもわたしも思っていたより疲れもなく翌日から平常通り営業することが出来ました。

 登山から帰った後、筋肉痛の予防のため、整理体操を入念に行い軽く鍼灸治療を施し、仕事に支障をきたさないようにと万全を期したつもりだった。
おはようございますと朝一の患者さん、「アラ~ッ しぇんしぇ~っ(こうゆう呼ばれ方をすることはめったにないんですけど、固有名詞代わりに使わせていただきます、あしからづ) どごさいってきたんしぎゃ?~? まんづぃ えぐ日にやげだんしごどぉ~?」わたしは「エッ!? うっそ? ほんと? やっぱりぃ~?」と信じたくない事実を突きつけられてしまった。
日焼けは極力抑えたいと最新の努力をしたのに…
日焼け止めクリームを何重にも塗ったくって、ツバノ広い帽子をかぶって…
でも他のアスリートたちは、日焼けなどには全く無頓着!
温泉に入ったとき、腕時計の跡がくっきりついた!とさも自慢げなアスリート? あわててわたしのは?と腕を突き出したら「なぁんもだ! しとっちも焼けでにゃ!」「ア~ えがった~?」ヤッパリ日焼け止めは効くんだ~とホッと一安心していたのに…
日焼けに関する意識レベルがわたしとアスリートたちとはジェンジェ~ンちがっていたんだ。

 毎年毎年無駄な抵抗をして入るが、わたしは体質的にメラニン色素がチョット人より多いらしく、日に焼けると赤くならないで直ぐに黒く吸収してしまう、という悩みがアル。
年を取ってからの日焼けは染みになるからと思ってはいるが、何せここしばらく 自分の顔を見たことがない。
なので自分の顔には責任がもてない! わらい
いくつに成っても自分の顔がどんなんだろう? 姿かたちはどうなんだろう? 人から見たらどんな風に見えているんだろう?などと考えている自分が居ることにフッと気が付くときがあります。

 日焼けをしたくない理由はもうひとつあります。
治療かとして患者さんの肌に直接触れます。そして、鍼を持つ手ができたら柔らかく白くてきれいな手でありたいという願望があります。
患者さんの中には治療が終わった後、決まって「もうしわげにゃんしども チョットしぇんしぇの手みせでもらえにゃんしべぎゃ?」と そして「ホントに不思議な手だんしなぁ~?」と握ったり押したりしながらしきりに寒心している人もいる。
ともあれ 願望である白い手からは遠ざかってしまったが、鳥海山のパワーを貰って気が充実したわたしは、患者さんとの会話も弾んでいます。
by wappagamama | 2007-06-22 23:02
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