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除雪作業のその後


 その日朝から降り続いていた雪は、夜になり益々ひどくなり、朝除雪してもらった駐車場は、再び車が入ってこられないほどの積雪となった。

このままだと 朝までどれほど積もるだろうと、再び不安が襲ってくる。
部屋の隅々から冷機が容赦なく吹き込んでくる背後の寒さから逃れるように早々に床に入った。

午後10時前ころだったろうか ふと気がつくと、外でなにやら音がする。
耳を澄ますと、ダンプを押して除雪している音だった。
こんな遅くに誰が来てやってくれているのだろうと、飛び起きて出てみたら、なんと、昔の知り合いだった。
手当たり支台電話掛け捲り作戦で、最後の綱として頭を下げた人だった。
「遠出をしていて帰ってきたら凄い雪だったので」と駆けつけてくれたようだった。
外は寒風拭きすさむ真夜中。申し訳なさと有難さが混在したが、明かりも暖房も消してしまっていたので、「勝手にやって帰るから出てこなくていいよ」という言葉に甘えて、手を合わせて引っ込んだ。

 この降りだと、明朝はブルトーザーガ道路の除雪にやってくる。
ブルが置いていった雪は岩のように硬くて重い。私などの手には到底負えない代物である。
これでまた、駐車場は使い物にならなくなってしまう。
一日一日朝昼晩と一喜一憂しながら過ごさなければいけない。
そうやって胃の痛くなるような思い出過ごしていた日の夕方、玄関に来客が。
それはなんと、去年まで、人材派遣センターから除雪作業で派遣されてきてくれていたoさんだった。
かぶっていた帽子を脱ぎ開口一番「昨日事務所から電話がありました」 話を聞くと、そのoさんは10月ころに事務所のほうへ仕事の依頼をしていたのだけれど、事務所からは待てど暮らせど何の音沙汰もなかったので、柿崎さんのところへは誰か決まったのかなと思っていたとのこと。
ハッ?! 目が点になった! 返す言葉がなかった。
事務所で連絡を怠っていたのは私にだけではなかったのです。作業したいと申し込みをしていたoさんにも作業依頼をしていた私の方どちらにも連絡をしていなかったようです。
これで、事務所側の怠慢と無責任な対応が明らかになったということのようです。
ならば なぜこのようなことになったのかと考えてみたのですが、私には思い足ることといったらこれしかありません。
それは、「もう少し 責任のある仕事をしてくれる人をお願いします」といっていたことしか思い当たりません。
年間、春夏秋冬数回の草むすりから始まって、掃除・室内の手直しなどなど、幾度となく仕事をしてくれる人を派遣してもらっています。
作業をしてくれた方たちへの休憩時間にはお茶やお菓子を出すようにしています。時には心ばかりのチップにも気配りしています。請求書どおりの支払いは文句もつけずにきっぱりと支払いもしています。正直言えばどう考えても理解しがたい請求額のときもあります。
それなのに、どうしてこんな理不尽な取り扱いを受けなければいけないのでしょうか

その事務所の組織がどうなっているのかは全くわかりません、事務所側と作業する人との連携モどうなっているのかもわかりません。
一個人が何かを申し出たとしても、おそらくけんもほろろで小?

これは明らかに不当な取り扱いではないでしょうか。

この冬が何とかすごせても、毎年冬はやってきます。毎年こんな思いが続くのだとしたら、寿命が縮む思いです。


 追伸
 作業してくれる人が決まらなかったときに、方々に電話でお願いをしました。社共のsさんにもお願いしました。今やっとではありますが、何とか毎日来てくれる人が決まりました。コレが決まらないうちは「お陰さまで決まりましたのでご心配おかけしました」とのお礼の電話もできませんでしたが、今やっとおかげさまの電話をかけています。
親身になって人手を探してくださった皆々様本当にありがとうございました。
ただし、我が家の駐車場はグサグサでデコボコデギリギリ車一台分しかスペースがありません。ただでさへ病弱で来院してくださる患者さんたちにとっては、大変ご不自由をおかけして心苦しく思っております。
このようにどうにもならない事情でありますことをご理解いただきますようお願いいたします。

尚 この記事と前々回の記事は10日ほど前に書いておいたけど、投稿できずにいたものです。






雨が雪を溶かしてくれてこんなうれしいことはありません(^^♪
by wappagamama | 2016-12-22 07:06
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