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rocoちゃん二回目の学校で、悲しい出来事?…


先日、rocoちゃんとしては二回目の学校のお仕事に行ってきました。

そこは毎年お呼ばれしている学校です。
エルモクンと何回通ったかな?…
エルモクンはおとなしくてお行儀の良い子だったので、どこへ行ってもかわいがられて落ち着いてお仕事をこなしてくれました。
でもrocoちゃんははじめてです。
遊びたがり屋のrocoちゃんの性格からして、初めが肝心とおもい、事前に「声おかけたり触ったり、できたらアイコンタクトもご遠慮ください」とお願いしてありました。
前回の学校では、それらのお願いが守られたということもあり、初めての体験にもかかわらず、rocoちゃんのお仕事ぶりは完璧でした(^^♪

 今回、学校の玄関でスリッパに履き替えようとしていたとき、それが起きてしまいました。
出迎えに出てきてくれた職員さんが「ウワ~ かわいい~ 」といって頭をなでてしまったのです! 最悪です このような状況が一番弱いrocoです。
rocoは 反射的に大喜びでそれに反応してしまいました!
当然私はrocoに対して「no!」と叱りながらリードを引き真下。
「しまったぁ」と思ったrocoは即座に布施を市落ち込んでいます。
大変だったのはそこから先でした。

「 盲導犬が目の見えない人を安全に誘導する」というのが盲導犬本来のお仕事です。いつも学校ではそうしているように、教室までの階段や廊下などは、盲導犬の誘導で歩き、その様子を子供たちに見てもらっています。
盲導犬は、ご主人を安全に目的地に誘導してほめてもらう事が何よりの喜びであること、そして、その目的を達成しようとする真剣なまなざしを子供たちに見てもらいたいというのが私の目的です。
子供たちは会談の上からその様子を見ています。「roco 階段 ok」 
階段の手前で止まってしまいました。何回支持しても動きません。
rocoは直前に起きた出来事で落ち込んでいるのです。叱られたことで自信をなくしてしまいました。
この様子を一部始終見ていた子供たちは何かを感じてくれたでしょうか?

 その日野授業内容は、まさに生きた教材となりました。
「盲導犬に声をかけたり、触ったりしないでください」というのはどうしてだかわかりますか?という私の質問に、即座に手を上げてくれた数名。
「ハイ 危ないからです 柿崎さんが怪我をするかもしれないので危ないからです」
「すばらしいです、完璧な回答です」という私の言葉に他の子供たちも一斉にうなずいていました。まさに生きた授業となりました。
rocoは盲導犬としても私のユーザー振りとしても非常にかっこ悪いところを見せてしまいました。でも、この経験は決してマイナスにはならなかった、いえむしろ、子供たちへ強い印象となって残ってくれるのではと感じました。
約1時間盲導犬のことのほかに、パソコンのブラインドタッチ・キャベツの千切り・それに卓球(サウンドテーブルテニス)などなど子供たちと一緒に楽しんできました。
rocoちゃん的には不本意な結果で終わってしまいましたが、社共の所長さんに沢山写真を撮っていただきました。今日、ヘルパーさんの日なので、選んでもらってアップします。おたのしみにねぇ~(^^♪
rocoちゃんと子供たちメインにと頼んでありますが、もしかしたらrocoちゃんは楽しそうではないかもしれませんね?…







優秀な盲導犬でもちょっとした油断が?…
by wappagamama | 2016-11-07 08:02
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