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日盲連ニュースからその4(10日ほど前のニュースです)


1.視覚障害の女性、はねられ死亡 より重度の姉と腕組み通勤中に
 15日午前6時20分ごろ、新潟市東区柳ケ丘の市道を姉(57)と歩いていた団
体職員川崎和美さん(54)=同区本所1丁目=が軽乗用車にはねられ、頭を強く
打って死亡した。新潟東署などによると、2人は通勤中で、腕を組んで自宅近くのバ
ス停に向かっていた。姉妹には視覚障害があり、川崎さんは普段から、より重度の姉
と一緒に出勤していたという。
 署などによると、現場の道路は直線で、幅は3・8メートルほど。路側帯は狭く、
2人が並ぶのがやっと。2人で道路右側を歩いていたところ、川崎さんは対向してき
た軽乗用車にはねられたとみられる。姉にけがはなかった。運転手の会社員男性(1
9)は「前をよく見ていなかった」と話しているという。近所の男性(67)らによ
ると、現場は早朝は車通りが少なく、スピードを出す車も多いという。
 自宅近くで美容室を営む堀美樹さん(53)は姉妹と幼なじみ。川崎さんが店に来
るときは、必ず自宅まで迎えに行った。「本当に若すぎる死です」と悔やんだ。堀さ
んの母・泰子さん(78)も「妹の和美ちゃんはとても芯の強い子だった。2人で支
え合っていたのに……」と残念がった。
 視覚障害者の事故をめぐっては、徳島市で3日、男性(50)と盲導犬が後退中の
ダンプカーにひかれて死亡する事故があった。

2.目の不自由な姉妹事故 「障害者を常に意識して」
2015年10月15日 NHKニュース
 全国の視覚障害者などでつくる社団法人、全日本視覚障害者協議会(ニホン)の田
中章治(タナカショウジ)代表理事は、「悲しい事故だ。私も盲導犬を連れている
が、大げさに言うと、車は我々にとって走る凶器で、ドライバーの中には盲導犬や白
い杖を見てもスピードを緩めずに通りすぎる人もいて、ビックリさせられることがあ
る。運転する際は、通行人の中に視覚障害者もいるということを常に意識してほしい
し、警察にも視覚障害者のそばでは徐行や一時停止などを徹底するよう啓発活動を
行ってほしい」と話していました。
by wappagamama | 2015-10-24 09:57
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