口の中でのあの触感…
鼻に抜けるあのそばの香り…
直ぐに追いかけてくるあのつゆの芳醇な香り…
しっかりとしたあのそばのこし…
つゆの味と絶妙にあいまったそばが喉を通るときのあの幸せな感覚感…
もう一度食べたい…
思い出すとたまらない…
これまでの長い人生においても「断突」
イエ特にそば好きで食べ比べたという訳でもないのだが…
イエ おいしさを極めた頸肩がある訳でもないのだが…
でもやっぱりおいしかった…
忘れられない…
もう一度食べたい…
と思っただけでも口の中に唾液が沸く…
だからこそ その辺のスーパーで買って食べたいとは思わない
だからといって、その辺のそば屋に行って食べたいとも思わない
あの記憶が崩れ去るのがこわいから…