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今朝は ガチガチのわだちで大奮闘!

  今朝は冷え込んでいたので、道路がグサグサではないだろうと思い、エルモの排便ガ終わったらそのまま直接お散歩に出ようと、最初っカラ準備をして出た。

  積雪は2・3センチ。お散歩には最適。
日中の日差しで雪が解けると道路がグサグサになる。そうなれば、エルモのお腹が泥だらけになるのでお散歩には適していない。
だから、雪が積もっていた方がむしろありがたい。
と思って、排便を終えた後、「エルモお散歩に行くよ」
とエルモに話しかけながらハーネスの輪っかをエルモの顔の前に出して「OK」の支持を出した。

 ここここ、ここが大事! 今までのエルモと違うところ。
以前はハーネスに自分から首を入れようとせず横にして逃げるような仕草をしていた。

 今は違う。
お仕事の喜びを知った今は、ハーネスに積極的に反応するようになった。
エルモは、目の前に差し出されたハーネスを見ている。
「OK」という私の支持で、その輪っかの中に自分から首を入れる仕草をする。
「グ グ グットボーイ」と頭をなでられたエルモは尻尾を振って喜びを表している。

  去年の秋ごろ、再訓練のため盲導犬協会からのホローアップをしていただいてから、エルモのお仕事意識が高まった。
折角の成果を無駄にはしたくないと思い無理のない程度にエルモと二人で練習していた。
今年もこの通りの豪雪で、一方通行の狭い我が家の前の道路は、目の不自由なものが単独歩行をするのには大変危険が危ない状況である。

なので、私自身の体調と・道路状況と・さまざまな条件が戸となわなければ外出はできない。
そんな貴重なお散歩タイムを大切にしながらエルモと練習している。

エルモはお仕事モードに入りうれしそう!
「OK まっすぐ」の支持でエルモは颯爽とスタートした。
 家の前の駐車場から出て道路に出たとたん、ガチガチに凍りついたわだち。
そうだ、昨日は夕方から気温が緩み、道路の雪が解けていたんだ。
夜の冷え込みでそのわだちが凍って非常に歩きにくい。
「折角エルモがその気で張り切ってスタートしたのにぃ、 まっいいか 行けるだけ言ってみよう」
「寄って 寄って」の支持で エルモは道路の左によってくれる。
だが? わだちより左はもう雪の壁。
だからエルモはわだちを歩いている。
そして、私の歩いているところは左足がわだち。右足が凍っているでこぼこ。
平坦な道とは違って、ものすごい運動神経と反射心敬を必要とする。
バランス感覚が衰えているかどうかのよい指標にもなる。
わだちが凍ったその道路はすこぶる歩きにくい。
右足が滑ってエルモの足にぶっつかる。
「オットトトトトォ エルモごめんごめん」
エルモの歩きが慎重になる。
私の足元に気配りをしているようだ。
しばらく七転八倒を繰り返していたら「おはよ あぶにゃ あぶにゃ だめだ だめだ こんたどぎ散歩なば無茶だ」 
と除雪をしてくれているおじいちゃんに声をかけられた。
「うん すぐそこまで行って帰ってくる柄」といって後ろから見ているおじいちゃんを無視して前に進んだ。

そんな悪条件の中にもかかわらずエルモのお仕事意識はきちんとしている。
足元がぐらついているのは私だけ。
いつものコースの半分も行かないうちに背中も頭も汗が流れてる。
「よっし 今日はここまでにしよ
 エルモ返るよ 「あと」」と指示を出したが「エッ? もう帰るの? 」といいたげにしている。
転んで怪我でもしたら何にもならないから今日はこれでおしまいと、もと来た道を戻った。


距離はいつもの半分しかないけど、エネルギー消費量は3倍くらい消耗した感じがする。

足腰のバランス感覚も何とか保っているらしく、転ぶことなく無事に帰宅した。
頭からあがる湯気・背中から流れる汗!

エルモ がんばったね がんばったね」といいながら自分に言い聞かせている。
by wappagamama | 2013-02-16 11:37
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