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ある日突然 我が家の部屋数が2、5倍に…!


 「ある日突然 我が家の部屋数が 2、5倍に…

(?!」って どうゆうこと?!
それはほんとに突然のことだった。
月末の家賃の集金に来てくれた大家さんに、だめでもともとというおもいで口火を切ったのがそのきっかけだった。

 娘のところで不自由な姿勢で鍼治療をやっていらい、腰の按配がときおり苦しくなっていた。
家に帰り仕事を始めたがいいが、ぎっくり腰のようになりしばらく動けなかった。
家の周辺の草むすりも掃除もシルバー人材センターに頼んで何とかときをしのいだ。
この調子だったら鉢植えの冬じまいも・灯油間の持ち運びもよういじゃないとおもいとっさに口から出たのが「物置代わりに隣の空き家を貸してもらえませんか、二回へ荷物を運ぶのも大変なので…」
大屋さんから帰ってきたことば「いいですいいです どうぞどうぞ 自由に使ってください」しかも家賃は要らないとの事。
意外なことばにあっけに取られたが、願ってもないこと「ありがたや ありがたや…」

実は数年前にもそこを貸していただきたいと申し出たことがあった。
そのときは有料だったということと、建物が古いという理由で息子の反対で実現しなかった。
あれから数年、隣は空き家のまま。
どうせ空き家なら玄関先だけでも物置代わりにでも貸してもらおうと頼んだのが事の始まり。

 ところが、肝腎の玄関のさっし戸が押しても引いてもびくともしない。
大家さんが頼んでくれたHさんがジャッキで持ち上げてやっと玄関の戸が開いた。
空屋だったことと豪雪続きで屋根が下がってしまったのだとか…。
このことひとつとってみてもこの家がイカに古いかが一目瞭然!
聞けば築100年はゆうにたっているだろうとのこと…。
外腱はぼろぼろだが、内側は立派な張りと柱がどっしりと落ち着いた雰囲気をかもし出している。(?)
しかも、現在居る我が家の部屋数よりはるかにゆったりしている。
8畳に相当するスペースがふたつと、6畳と洗濯場風呂場といれ玄関まで広々している。
エルモのケージの狭いスペースには洗濯物がどっさり下がっていたが、それもすっきりさわやかになった。
横から自由に廊下に出入りができるようになったので、環境認知をしているうちに夢がドンドン広がった。
少し手直しをすれば居住目的でも立派に使える。
もいちど大家さんに確認の電話を入れた。
「かかる費用は柿崎さんもちということでしたらかまいませんよ」とのこと。

 今シルバー人材センターにお願いして、床張り・ふすまノ調整・障子張り・カーテンレール取り付け・全室徹底大掃除を頼んだ。
昨日・今日とこじゃくし(建具やさん)の仕事が終わった。
2件幅の南側の窓辺に物干し竿も取り付けてもらった。
北側の6条にも、衣装をつるすパイプ取り付けも完了。
ロココ調の新しいカーテンも買ってもらったしぃ~…。
今が盛りのきんもくせいの鉢植えを8畳の部屋のボードの上に飾り、秋や独特の古臭いにおいともおさらばぁ~…。

毎日エルちゃんと環境認知…。
 毎日エルちゃんと荷物運び…。
毎日エルちゃんとボウル投げ…。
仕事の合間の運動領が多くなり、足腰が筋肉痛?…。

仕事のしやすい環境を作ってあげたいと、一所懸命家探しをしてくれた京野さんがこのことを誰よりも喜んでくれた。
来院してくれる旅に「エルちゃんおいでおいで」といいながらさっさと廊下からそっちの部屋の見回りをしてくれている。
いい感じだねぇ なんともいえない落ち着きがあって 私こうゆううちがすき  柿崎さんよかったねぇ~」と床や畳がボコボコなのもまるごと受け入れられるような懐の大きさを感じて私自身もうれしくなった。
南側の広々した窓から木漏れ日が揺れていてとってもいい感じだよ~」と私にイメージを膨らませてくれる。
「ここは誰の部屋にするの?柿崎さんの部屋? それとも伸一さんの部屋?」などとと少しずつ変化していく家の様子を楽しみにしてくれているようだ。

あれもこれもいろいろ遠回りはしたけれど、結局ここで落ち着ける場所ができました。
豪雪や地震が着たらいつつぶれるかわからないけど、そのときはそのとき…。
それまでここで平和に穏やかに仕事に専念してがんばれそう…。
by wappagamama | 2011-10-11 20:51
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