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ボランティア研修 盲人福祉大会前に140人が学ぶ


ボランティア研修 盲人福祉大会前に140人が学ぶ

 6月3~5日に島根県民会館(松江市殿町)で開催の「第64回全国盲人福祉大会」で、全国から集まる視覚障害者のガイドを務めるボランティア向けの研修会が22日、同館であった。大会に参加する視覚障害者は約1100人。ボランティアは250人を予定。この日は市内の高校生や住民ら約140人が県視覚障害者福祉協会の職員らと先導方法を学んだ。
 参加者は2人1組でアイマスクを付けた片方がガイド役のひじの辺りをつかみ、交代しながら会館内の廊下や階段を歩いた。将来は介護の仕事をしたいという松徳学院高1年の難波ひとみさんは、友人と組み「右に曲がります」と声をかけ、「壁には子供たちが書いた習字や絵が展示してあります」と周囲の説明もしながら歩いた。初体験に「やりがいがあるが、本番はちゃんとできるかどうか、緊張する」と話した。県立松江東高3年の小西翔子さんは、マスクを付けて歩いた体験を「こわかった。ガイドする時は、わかりやすさを心がけたい」と話した。
 同協会の浅野紳事務局長は「目で確認することを言葉で伝えて。ラジオのスポーツ中継のように情景を伝えられたらいい」とアドバイスしていた。
by wappagamama | 2011-05-25 13:59
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