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「出会いと別れは紙一重…」のつづき「秘められたハンディー・秘められた過去」

新米盲導犬ちゃんたちも今日で4日目。
 小雨や強風にもかかわらず、五前後ごと一日2回の歩行訓練。

 札幌市内のユーザーさんたちは、協会から自宅まで・地下道や自宅近辺などと歩行訓練の汎胃は普段の生活エリアーで行っているようだ。

代替え7回目の大ベテランユーザーさんの会話を聞いていると、新米盲導犬ちゃんは、数日前にパートナーとなったばかりなのに、自宅までのコースを覚えているようだと話していた。
盲導犬の訓練氏の先生は、訓練の終盤にはそのユーザーさんの自宅こーすも訓練に組み込んでいたのかもしれないとのこと。

 その会話を聞いていた私は思わず「うらやましいなー」と思ってしまった。
私たちのような遠方のユーザーの場合は、それは不可能。
協会近辺で盲導犬としての訓練を受けて、盲導犬として立派に教育されても、実際盲導犬として活躍するのは全く知らない土地での生活が始まるのだから…。


 しかも、札幌で共同訓練を受けていっても、地元では少ない日数しかほろーアップできない。
ホローアップの先生方もそこの地元環境に関しては札幌ほど詳しくはないのは当然のこと。
盲導犬ユーザー暦も10年選手となるけど、いつまでたっても自信の持てない私だたが、こんなところにもその原因があったのかと、密かに秘められた はんでぃー にほっと胸をなでおろしている。

 につけても、2頭め代替えのkさんの盲導犬ちゃんはちょっと落ち着かない子だと思っていたけど、4日目の朝食時にはもう きちんと伏せをして落ち着いていた。
この盲導犬ちゃんも岩手の地元に戻ったときからが勝負なのだから…。
古稀を過ぎたというこのゆーざーさん、盲導犬と一緒にでぃーさーびすに通っているという元気で朗らかなkさんからは、私自身の行く先を見ているようで…。
聞けば、若いころはひどい「DV」にあっていたと、境遇もよく似ている。
「盲導犬と暮らすようになってからが私の本当の人生だと」
共通の話題に意気統合。
今回の札幌での秘められた収穫…ひとつ…。
by wappagamama | 2011-05-17 15:01
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