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久々に感じた[立春]の意味

 暖気」という予報どおり、今朝は雨。

屋根周辺からは「ダジダジ」と音を立てて雪解け水が流れ落ちている。
空気も生暖かく、小雨ながら太陽の日差しを感じる。
「立春」の言葉がこんなにも実感できたのはほんとうに久しぶりのこと。

 2・3日前のあの豪雪は? 冬眠していたあの熊は?
今日は分厚い防寒着を着なくとも、部屋着のままで外へ出ても寒く感じない。
全身に暖かい春を感じ、屋根から落ちる雨だれの音に力強い春の足音!

  道路側には早朝ブルトーザーが置いていった硬い氷山が…。
今までの降雪のため、道路に積み重なった圧接が高くなっていた。
降雪量の少なくなった、ここ2・3日のうちに、ブルトーザーはその高くなった道路の圧接をこそいで(削る)っていってくれている。
その分圧接道路は少しずつ平らになり歩きやすくなる。が、
そのこそいでいった圧接はどこへ行くかといえば、全部道路の端、すなわち 家ノ前かまたは歩道を塞ぐ形でその氷山を置いていく。

 それは、アスヒャルトかコンクリートの塊のように硬くて大きい。
だから、その金塊を処理するということになるとこれまた大変な作業である。
そのままの大きさだと、流雪溝には入らない。
転落防止のために溝は鉄の蓋を上げればその下は、十字型の鉄の格子になっている。
なので、その格子を通り抜ける大きさに砕かなければ氷の塊は流せない。
下流で流れが詰まらないようにとの意味もあるようだが、それにしても隣の町内ではしょっちゅう床下浸水が発生しているとのこと。
ヒトシーズンに雪攻め・氷攻め・水攻めとめまぐるしく忙しい!

 その点、ここ荒町は、市内でも山側になっているので、積雪量は多いけど、水害の
心配はない。
ここ荒町の下流北側に沿ったところの、図書館どおりではしょっちゅう洪水騒ぎがある。
そして、旧国道・新国道と西に向かって駅方面に向かった材木町周辺も、市内を流れている大関の氾濫がよくおきている。

 豪雪の最中の洪水も免れないが、氷の塊でおきる洪水のころになれば、同じ大変さでも、春が間近いことを肌で感じる。

 この氷の塊が亡くなるのは後もう少し…。
雨と太陽の日差しが何回か繰る返しているうちに、この白い恐怖は消える…



白い恐怖
by wappagamama | 2011-02-05 16:40
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