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日盲連秋田大会に参加して「ハイブリットカーと電子白状の体験報告」



今朝受信した友人からのメールを記載します。

 日盲連秋田大会で体験できなかった「電子白状とハイブリットカー」というわたしのブログの記事に反応してくれた友人が、ご本人の体験報告を送信してくれました。
この情報を多くの方に共有できたらと思い、記載させていただくことを了解していただきました。


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去る5月19日から21日まで、秋田ビューホテルと県民会館を会場で行われた
第63回全国福祉大会「秋田大会」に参加して 電子白杖とハイブリットカーの体験をしてきました。

「ハイブリットカーの体験」について
使用した車種は、豊田のレクサスで ガソリン車とハイブリットカーの2代を聞き比べました。

最初は、車がえんじんを駆けた状態で停止してもらい、2台の車の音を聞き比べましたが、
ハイブリットカーの方は ほとんどエンジン音がしなくて、分かりませんでした。しかしアクセルをふんでもらったら 
少しだけモーター音がしましたがそれでもガソリン車よりは、ずうっと静かでした。
次に、周りを何周か走ってもらい、近くに来たらクラクションを鳴らしてもらうようにシマした。
そしてクラクションが聞こえてきて耳を澄ましながら聞きましたが、周りが静かにもかかわらず、ほんとうに近くに来ないと分からなく「スピードは 徐行運転」、クラクションを鳴らしてくれたから 車が北と分かったけど、 みんなで「こりゃあわからねえなあ、なんもおと きこえねなあ」って口々に感想を述べあっていました。



「電子白杖」の体験について
電子白杖は秋田県立大学で開発された製品です。
白杖に仕組まれた2個のセンサーによって約2メートル前方の上半身と下半身の障害物をそれぞれ別々の振動で極めて
性格に確認できる物です。

「実際に体験してみて」
白杖の形は、一本杖「長さは120センチぐらい」で、持つところが長方形型になっています。
全面には縦に三つの丸いボタン型の物が着いていて
1番 上が「電源スイッチ」 真ん中が上半身の障害物を関知するセンサー。
1番 下が下半身の障害物を関知するセンサーになっていました。
右側面下には、丸い突起物があり その突起物は下半身の障害物を関知したときに振動で教えてくれるところです。
左側面 上には、コードが付いていて、その先にはリストバンドがあり それが上半身の障害物を関知したときに
振動で教えてくれる仕組みになっており、でンチで動きます。
歩く前の準備は、白杖を持つ手首にリストバンドを付けて、全面センサーが上に来るように持ち、指一本を伸ばし、
右側面下の突起物を触ります。
次に全面1番上のボタンを3秒以上長押しすると、リストバンドと右側面の突起物の両方が振動して 
電源が入ったことを教えてくれます。「振動は5秒ぐらいで止まります」
前もって歩くところに障害物をセッチしていました。
歩いてしばらくすると右側面とリストバンドどうじに振動を感じたので、指導員に尋ねると「人が立っています。」とのことでした。
また少し歩くとこんどは、リストバンドのみが振動しました。
訪ねると「上の方に物があります。」と行ったので会沿いを受けて手を伸ばしてみると
ちょうどひたいの高さに物がありました。
それをさけまた少し歩くとこんどは、右側面の突起物だけが振動して、訪ねると「だんぼうるがあります。」とのことでした。
感想としてみれば、白杖がやや重い感じがしました。
それから折りたたみにしてくれないかなあとか装置だけを取り外しして自分の持っている白杖に付けることができればなあとか
金額が今のところ3万円ぐらいだけど、1万円ていどになれば、購入したいなどとアンケートに答えてきました。
短い距離の体験歩行でしたが、もう少し改良すれば 使いやすい白杖になると思いました。

     ^^^^^^貼り付け終わり ^^^^


当日の会場では体験希望者が多く、場慣れしていない当会の会員さんたちにとっては、それを体験するのは中々困難なことでした。
湯雄視障協としてはこれからの事業の中にこのふたつの体験が出来たらと、今週行われる理事会で提案しようと思っているところです。
by wappagamama | 2010-05-31 13:38
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