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盲青年撮影全国制覇一人旅


 このタイトルを見ただけでも、「おぉ なんかすごいな」と単純にそう思ってしまう。

だが よく考えてみると、それは何のために・誰のために・サポーターもなしで一人で知らない町を旅して回るとなれば、目の見えない立場の人間から見たら次々と疑問がわいて出る。

行き当たりばったり出会った人々に手を貸してもらうとしても、行き当たりばったり出会った人々に聞いて教えてもらったとしてもそれがどこまで可能なのかわたしには今いちよく分からない。

たとえば、宿泊宿をを探す方法

食事を取る時の場所選びから、食べたいもの選びまでどうするんだろう。
出るものところかまわず、生理現象が発生したときのお手洗いをどうやって探すんだろう。
旅の費用はどうやって捻出するんだろう。
長年障害者をやってきたわたしなどは先ず先にこんな現実的なことが解消しなければ旅などには出られない。

家を出る何日も前から準備万端整えて、交通機関はもちろん、乗り継ぎのサポートまで事前に計画を立てていなければ行動することはまずもって難しい。

  乗り物から降りてそこから先、行き先が決まっているのだとしたらそれはどうにでもなる。

だがそのO青年は、行き先を決めないで行き当たりばったり、そこでであった人たちとの交流の中からその雰囲気に合わせて、講演をしたり・写真撮影をしたり・ はたまた民泊をお願いしたりすると聞いている。

 だが、実際そう簡単に民泊を引き受けてくれるお宅があるものだろうか?…。

受け入れてくれる民泊先がなかったとしたら、野宿さえもいとわないとのこと。

基本的にはホテルや宿には泊まらないと決め込んでいるようだ。
ご本人とは一昨日にたった一回だけしか会話していない。
連絡は昨日のメールの主 Sさんとのほんの短い会話だけ。

わたしは 何をどうすればいいのか、正直言っていまだによくわからないことが多すぎる。
 当日18日のことは何とか勘とかスチェーションを作ったが、その後のことに関しては正直言って頭が痛い。

 紹介してくれた函館のSさんとTさんの熱意と信頼関係にかけて見るしかないかなと思っている。
後はなんていったって、明日来湯するO青年が、湯沢市のみなさんの心を魅了してくれることを切に念願するのみである。



 行き先で出会ってそこで一この「点」ができる、そこから、誘導してもらったり紹介してもらって次の点まで移動すれば一本の「線」ができる。
そしてまたそこでであった人々と心のつながりができ、交流が広がり、全国制覇を果たしたとき、そこには大きな「面」ができていることを念願する。

 それこそそれがそのO青年の成し遂げようとしていることなのだろうか。?…
by wappagamama | 2009-10-17 08:35
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