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病み上がり


 前回の「鬼のカクラン」にも書いたように、体調を崩してここ一週間ほど仕事をお休みしていた。

 週に1・2回定期的に治療に来てくれている患者さんたちには大変申し訳ないことをしてしまったと心が痛い。
嘘をつくわけには行かなくて、休業の理由は「風邪を引いたため」と正直に伝えてある。
そうでもなければ、一週間などと長木に渡っての休業は先ずもって無理。
その代わりその理由がはっきりしていなければこれまた大変な事になりかねない。


一日か2日くらい休んで寝ていれば治るだろうと安易に考えて、電話に出ないでいたりしたなら大変な事になってしまう。
 夕方までわたしが電話に出なかったなら、誰からともなく先ず「順々」に連絡がいく。
そしてそこからりっちゃんに連絡が行き、そのりっちゃんが東京のわたしの娘のところへ連絡が行くというパターンがあるようだ。
わたしにしてみれば、「頼むから今日一日寝かせてくれ」という思い出電話にも出ないで寝てい体だけなのに、…。
だが そんなことをしたら周囲に迷惑をかけてしまうらしい…。
「売れっ子芸者はつらいよ」的心境かな…。エヘ ボリボリ
そして その終末には必ずといっていいほどにりっちゃんからのこんなコメント
「あのよ! かぎざぎさん! 死んだ振りするなだば チャントおれさこれがら死んだふりするガラなってこどわってがら 死んだ振りしにゃばだめだ!」とガツンと一言言われてしまう。
「そうでもなければ、ほんとにみんなしんぴゃしてるなだがらな」と鍵のかかった玄関まで行ったんだよというようなことが過去に数回あった


 という訳なので、休業するときにはその理由がはっきりしていなければ世間様が許してはくれない。(わらい)(いえいえ マジに)
今回の「風邪」という理由には誰もが納得するとっても良い訳があった。
今流行の「新型インフルエンザ」を縦にして、「極力人との接触を避けましょう」といううたい文句(?)が候をなした。
「みなさんさ うずせばだめだがら しっかりよぐなるまで休ませでもらいます」と、まことに説得力のアル・効果的な理由があったため、今回は堂々と休ませて頂きました。


 その間「栄養を付けで はやぐ治してけれな」と食事を運んできてくれた人ふたり。その優しさにはいつも心身ともに救われる。
「風邪の具合どうお?」と治療に来たいがための伺いの電話 数人。休んでいる間のその「伺いの」電話がわたしにとって一番心が痛い。
一日も早く治して仕事に復帰しなきゃと、励みともなり、仕事に対するささえとも成ってきた。
そういえば、この7月で、開業10周年になったんだっけ…。
そんな患者さんたちにささえられながらの、あっという間の10周年でした。
と感謝に耐えないわたくしではありますが、ほんとのところ ッチョッピリみなさんに誤らなければいけないことがあります。
そのことに関しましては次回の記事でお知らせいたします。
by wappagamama | 2009-06-15 08:41
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